13.神宮寺岳(大仙市神宮寺)

 

標高:277m

駐車場:河川敷に駐車します(地図参照)

トイレ:なし

(神宮寺駅またはコンビニで済ましておきましょう)

登り片道:46 分 (登り口から)

スマホ高低差:240m

 

おすすめPoint:ピラミッド型の山容は、郊外のどこからでも眺められる。山岳信仰の山です。

歴史:地元では「だけやま」の愛称で呼ばれる。山頂には嶽六所神社が祀られている。 

雄物川川岸からそびえ立つピラミッド型の山容は、神奈備(かんなび)と呼ばれ、神様が宿る山と信じられてきた。

大宝年間(701年頃)に、「副川神社」が建立された。

これは、延長5年(927年)にまとめられた「延喜式神名帳(えんぎしき じんみょうちょう)」という平安時代の(法律などをまとめた)全国各地の神社を記録した書物に記載されている由緒正しい神社の一つである。

江戸時代、佐竹義格によって「副川神社」は現在の八郎潟町の高岳山(20.高岳山(八郎潟町))へ遷座させられた。

現在、神宮寺岳頂上付近には嶽六所神社、里宮には八幡神社が残り、信仰の対象となっている。

現在の社殿は昭和40年代に一部鉄骨づくりに改築した。

 

坂上田村麻呂が秋田を征服しに来たのが、西暦800年前後ですので、それより100年古い歴史が秋田県に残っているのは驚きです。

この時代、中央政権からは「蝦夷(えみし)」「俘囚(ふしゅう)」と呼ばれ野蛮人扱いされていましたから、ちゃんとした日本固有の信仰があった事は文明人の証ですよね爆  笑

 

道案内

「神宮寺」と言う名前、「神」と「寺」ですから、まさに平安時代の神仏習合(しんぶつしゅうごう)を象徴していますよね😄

Navi.で「神宮寺駅(JR)」と検索します。「嶽見会館」はNavi.に出ません

地図を見ながら説明します。

南下すると雄物川を渡る水色の「岳見橋」があります。神宮寺岳が目を引きます

橋を渡ると、青い「岳見」の看板を左折します

よく見ると「←神宮寺嶽 入口」と書かれています

 

正面に山が見えるので進んでいきます

写真のY字路を左です(Google Mapのストリートビューでは、左に行けませんでした)

 

道なりに進むと左側に「Uターン」します、その先の右側のスペースに駐車します

たくさん車が停まっていましたが、登山客だけではなさそうです

 

山道は先程の「Uターン」の頂点から土の道に入っていきます

 

しばらく歩くと「神宮寺嶽↗︎」と言う看板を発見。

草が生い茂りちょっと不安を感じますがここがスタート地点です

 

 

すぐに⛩がありました。一礼

「副川神社跡」の横に歴史が上記の書かれてあります(読みたい人はクリック↘︎)

 

 

🐝キケン 

 

杉の落ち葉のフカフカコースですが、写真ではわかりませんが、けっこう急勾配

 

杉林を過ぎると、ロープ登場です

ここから手袋が必要になります(私は100均)

 

カタクリの花が咲いていました。「どうか踏まないで」

(写真に夢中になって滑落してしまいました)

 

なかなか休憩スポットが無いのですが、2畳ほどのスペースを見つけました

眼下を見下ろすと、目玉の模様がたくさん着いたブナの木

 

「トモダチの木」と名付けました(21世紀に生まれた人には分からないかも?)

 

次の休憩ポイントは、「倒れた杉の木」根っこに岩が絡みついてます

 

さらに登ると「さらに大きな倒れた杉の木」休憩です

 

 

「なんだこの絡まった木は?」「三つ編みの木」と命名

 

倒れた木ばかりではなく、立派な杉の木もありました

 

結構な樹齢だと思います。表面の模様がうねっています

屋久島に縄文杉って言うのがありますが、こいつは「もうすぐ縄文杉」と名付けました

 

倒れた木の下を潜ります。

 

初めての標識です。「嶽六所神社」が山頂です。

「至 姫神林道」は木が倒れていて危険そう

 

見えました。あの青い建物が山頂の目印です。

 

ここには11人の団体さん(婦人)がいました

リーダー格の男性に、神社の扉の開け方を教わりご拝観

 

なるほど、「一部鉄骨」とはこう言う事ね。お賽銭箱がありました。お祈りします

 

何の絵でしょうか? 松の木に、締め飾り、、?

 

外では、チョウチョが日なたぼっこ

 

さて帰り道は来た道の逆です(他の登山道はなさそう)

倒れた木の下をくぐると、頭ゴツん! 「帽子をかぶっていてよかった」

 

ふもと付近で、エンレイソウでしょうか?