心意拳だそうである。八卦掌の基本的な技、猿猴献果と基本ほぼ同じに見える。
映画グランドマスターでは老猿掛印と言う名称で最後の方の決め技になっている。
この映画では64手の秘術みたいになっているが、実は基本的な技である。どんな武術も同じと思うが、基本こそが奥義なのだ。
それはともかく、上の先生は街で外見だけ見たら、普通のおじさんにしか見えないだろう。
これはこの先生が炮捶と言う套路を演じている動画のようだ。体の中から、力が出ていることがわかるだろう。
武術で学べる大事なことは人は見かけだけではわからないと言うことだ。
これは日本の武道でも全く変わらない。
この有名な合気道の先生も、町中ですれちがったら、よぼついてお爺さんにしか見えないだろう。
台本がどうだったのかはわからないが、手を合わせた元プロ野球選手は正直、明らかに思い上がりがあり、それがもろに出てしまった。74歳の小柄な爺さんなどたいしたことないだろうと完全に油断している。おそらく、本番では先生の方がリハーサルより、ずっと挑発じたのだろうと思う。そこに、完全にはまっているのは、誰もがわかるだろう。
これはエンタメだろうが、勝負というのは戦う前から始まっている。