中国武術研究家のブログ

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30年以上にわたって中国武術を研究してきた者のブログ

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東京八卦掌研究会

 

 

 Real Aikido Is TERRIFYING

 

 興味深い技術説明だと思う。

 ただ、合気道の源流を直接見聞している私としては、この先生の説明はちょっと違うなあと思う。合気道ももともとReal fight から生まれたものであって、本来は刀術と別物ではない。

 合気道の創始者やその後の世代で、要するに武器を持ち歩かなくなった時代に合わせて形が変わってきたのである。技の形も変わっている。

 まあ、現実の内部の人ほど、昔がどうだったかなど気にしないし、知らないものだ。そのことはあまり重要なことではない。

 ところで、この先生はいわゆる合気道を現代的に変えている。いわゆるMMAのような現代格闘技に対応できるように変えているように見える。そうすることによって、逆に本来の武器を持ったような命がけの戦いの要素は減少していると思う。

 この先生もそのことはわかっていて、この動きが実際に使えるかどうかはわかりませんと正直おっしゃっている。原理原則を学ぶんのだと。私は逆に、いわゆるリングの中の現代的戦いでは極めて有効な技になっているのではないかなあと思う。

 日本も最近は物騒になってきているが、現実の街中の危険ではこういう合気道の技はおそらく有効だと思う。例えば打撃系など相手をかなり傷害するのであっと言う間に過剰防衛になってしまう。現実には使えないのである。また、他の現代格闘技に後れをとるようでも、いわゆる武道としては困るものであろう。いわゆる柔術系として、現代の現実の戦いに対応できるちょうどいい塩梅の技術になっているように見える。

 武道もただ、昔ながらのままでなく、現代的に変わる必要はある。そういう意味で古臭いままでなく、現代的に変化している合気道と言うことで、大変興味深い。

 かのブルース・リーも、ジークンドーを創始するにあたり、武器術を捨てている。アメリカでは刀とかは持ち歩けないし、現実の武器としては銃になってしまうからだ。

 私も八卦掌の武器術など、単なる形式のみのものだと言う前提で指導している。

 そもそも、日本では本物の武器で練習などできないし、現実に持って歩くこともできない。

 私の師も、日本では武器等携行できないんだから、武器なんか練習しても仕方ないではないかと言っている。現実はそういうことだ。そこはいわゆるいにしえを偲ぶオタクの世界だと思う。