柔术散打摔跤，都是形意拳！形意二字真意 bjj is aslo xingyi，why
中国語がわかる人はこの人が何を言っているかわかると思う。
現代ＭＭＡと伝統武術は違うのだけれども、昔の達人が今の時代にいたら、こういうＭＭＡの技術を使ったに違いないと言うことである。
こういうリングはある意味わかりやすいけれども、先日も私が生徒に言ったのだが、こういうＭＭＡの技術っていうのは相手が素手だったらとても有効であるけれども、相手が刃物とかを持っていたら、使い物にならないのである。逆に非常に危険でもある。
だから、そもそもが何を目指すのかの問題なのである。
東京八卦掌研究会のホームページにも書いているが、本当に戦うんだったら、今の時代、少なくとも銃であろう。トップガンと言う映画にもあったが、兵器も戦法も時代・状況によって異なってくる。残念ながら万能な方法などないのである。
師兄達が言っているのであるが、三国志で最後、事実上統一した司馬 懿は、単に長寿だったからだ、戦いの最後の勝者は、健康長寿であった者だと笑っている。師も武術の第一の目的は、健康長寿であることと言って憚らない。
結局、伝統武術で伝わって来ているものは先人の知恵なのだと思う。もし、それを現代ＭＭＡで応用するなら、もちろん外見は変化するし、上の動画のような寝技みたいなものも出てくるだろう。問題は、果たしてそこに労力を注ぐかである。それは人の趣向・価値観だ。私もジムに出稽古に行くことがあるが、全く違う分野でも、プロパーではないにしろ、はっきり言って応用は効く。そういうものこそ伝統であり、外見に意味はあまりない。今の時代、昔のことを訓詁学よろしく運んでいても実は仕方ないのだ。
でも、人はそういうものがわからず、見た目でああだこうだ論評する、そういうことだろう。
八卦掌に点穴と言う技術があると言うが、そういことに関し、師は、相手をちょっと指先でついてやればそれで十分だということだと言っている。八卦掌は普段は相手を指でこずく程度だが果たし合いならこういうふうに容赦をしないと言うことだ、だが、今の時代、そんなことは必要ないと言っている。短い人生でそんなことを身につけるために労力を裂くなと言うことである。
現代ＭＭＡの事実上の創始者とも言える､ブルース・リーは武器術は残していない。ブルース・リー自身は米国で銃を携行しており、いわゆるジークンドーとはアート、自己表現であると言っている。ブルース・リーの真の敵は人種差別であったのは有名な話だ。
本当の実戦家とはそういうものだと思う。
私は日本の武道家で古来の形を繰り返しているにすぎないのに、やれ、実戦がどうのこうのと檄を飛ばしている人を実はよく見る。中国にもそういう人はいるが、たいてい名士と言うより、ヘンテコな人だ。日本は割に武道の高段者に実戦だとか言う人が多いように思う。逆に中国の伝統武術の達人と呼ばれる人の方がそういうことを言う人は少ないように思うのだ。こんなもの今の時代、本当に使えるとは限らないと結構言うのである。そもそも、昔ながらの武器など携行できないのだ。私も日本でも携行できないような武器を練習したって意味はないだろうと実は言われたものである。実際、実力抜群の教練が北京でいきなりバイク強盗に遭ってひったくられている。
日本はやはり平和な国なのだなと日中を行き来してきて思う。
あくまで、私の限られた経験にすぎないのだけれども。