40年前に埼玉県入間市に「入間万灯(いるままんとう)ばやし」というお囃子がありました。「入間万燈(いるままんどう)まつり」の山車(だし)の上で演奏されました。
しかし、「入間万灯ばやし」のリズムはとても複雑で、それを再現できるテクニックのある人がいなくなり、数年で途絶えてしまったのです
当時を知る人によると、入間万灯ばやしは、入間市からの依頼で劇団「風の劇場」主宰の宮部寛(みやべひろし)さんが約40年前に創作したお囃子です。
入間万灯ばやしは3部構成で、
・1部の「流静(リュウセイ)」はゆっくりした曲
・2部の「波踏(ハトウ)」はサンバのリズム
・3部の「真都利(マツリ)」は祭りばやし
とてもにぎやかでノリが良く、盛り上がるそうです。大太鼓、締め太鼓、笛、鐘またはチャッパ、カウベルで演奏します。
先日、素人の和太鼓団体「鶴っ鼓座」が2006年1月15日に演奏した「入間万灯ばやし(波踏)」の映像が見つかりました。また、当時を知る人が「入間万灯ばやし(真都利)」の大太鼓を演奏してくれました
その音色をYou Tubeでお楽しみください
●「入間万灯ばやし(波踏)」(7分40秒。静止画像+音声)
●「入間万灯ばやし(真都利)」(1分6秒。静止画像+音声)
https://youtube.com/shorts/8ZKsdh8gRgQ
残念ながら、「入間万灯ばやし(流静)」の音源はありません。
入間万灯ばやしの譜面は、以下のブログの後半に掲載しています
https://ameblo.jp/dondoco3210/entry-12884736621.html