今回は11回目の自主練習です。

地元の人が3人、八丈太鼓仲間とご家族の方が6人、友人が1人来てくれました。

ホントに感謝です!

 

自主練習の様子

 

地元の人は父の詩吟(しぎん)仲間で、生前に父が作った詩吟「忘母哀悼の詞(おんぼあいとうのうた)」を楽譜にして持ってきてくれました。そしてその詩を吟じてくれました。高い音域で吟じる立ち姿は、まるで父がそこに立っているかのようでした。ホントに不思議なご縁です。

 

生前に父が作った詩吟「忘母哀悼の詞(おんぼあいとうのうた)」

 

詩吟楽譜は十線楽譜で、楽譜に詩(言葉)と波線を表記したものだと2月1日のブログで書きましたが、実際の楽譜には9線しかありません。伺ったところ、実際には一番下にもう1本の線があるそうです。そして音階は、上の線から順に「七、六、五、三ダッシュ、三、二ダッシュ、二、一、乙、甲」で、西洋音楽の「シ、ラ、ソ、ファ、ミ、レ、ド、シ、ラ、ソ」に該当するそうです。

 

三味線(しゃみせん)の演奏もありました。

 

三線(さんしん)の練習

 

●詩吟をお楽しみください(2分7秒。静止画像+歌声)

https://youtube.com/shorts/faffGZkSij8

 

●三味線と太鼓のコラボ演奏の音をお楽しみください(2分21秒。静止画像+音)

 *静止画像では三線(さんしん)を抱えていますが、動画は三味線の音色です。

https://youtube.com/shorts/2XZL

 

●八丈太鼓の盛り上がりをお楽しみください(18秒。静止画像+音)

https://youtu.be/Hu6Io_R0moY

 

八丈太鼓の練習

 

今回は自家焙煎する余裕がなく、カルディーで購入した「マンデリンフレンチ」、「フローラルモカ」、成城石井で購入した「フレンチローストコーヒー」豆をその場で挽いてペーパードリップして飲みました。「マンデリンフレンチ」、「フレンチローストコーヒー」は深煎りで苦いコーヒー好きの人に好評でした。

 

お餅入りのお汁粉、焼き餅を作って食べました(今回も写真を撮らずに食べてしまいました。汗)。梅入りの自家製梅酒も飲みました。

 

以前のブログで、八丈太鼓の演奏者はお互いに息を合わせることが大事だと書きましたが、今回も八丈太鼓では上打ちの人と下打ちの人がお互いに寄り添うことが大事だと感じました。

 

(以前のブログ)

https://ameblo.jp/dondoco3210/entry-12884736621.html

 

具体的には、

1.下打ちは一定のテンポ(スピード)で打ち続けるのが基本。ズレた上打ちに合わせてテンポをずらしてはいけない。

2.上打ちは、テンポがズレたら自己修正する(下打ちに寄り添う)。

3.上打ちの人が気持ち良く打てるように、下打ちは、上打ちのリズム(雰囲気、クセ)に合ったリズムで打つ(上打ちに寄り添う)。

ことが大事だと思います。

 

特に3番目は奥が深く、上打ちのリズムとテンポを良く捉えた上で、それにマッチしたリズムとテンポで下打ちを打たないと息を合わせて気持ち良く打てません。技量がないとなかなか下打ちができない理由はここにあると思います。

 

何度か来ている地元の方で「本ばたき」のリズムで上打ちをする方がいらっしゃいます。

*八丈太鼓の下打ちのリズムには「ゆうきち」、「しゃばたき」、「とんこ」、「本ばたき」などの種類があります。詳しくは以前のブログを参照ください。

 

(以前のブログ)

https://ameblo.jp/dondoco3210/entry-12868905815.html

 

この方は本ばたきを習ったこともなく、本ばたきのリズムを意識して打っているわけではないのですが、この方の打つ上打ちは「本ばたき」のリズムが合うのです。

 

人はそれぞれ自分のリズムを持っているのでしょう。それに合うリズムとテンポで打つのが一番心地よいのかも知れません。

 

庭のスイセンの花が咲き始めました。

 

 

梅の蕾が芽吹きました。

 

 

あしたばも頑張って育っています。

 

 

春の訪れを感じます。