教習所の学生といえば、18歳以上。幼稚園児や小学生が先生の誤った指示で被害にあったこととは別の次元の事情があったと考えるべきです。
被害にあった人たちが、それぞれ一人で地震に遭遇していたとしたら、その多くの人はばらばらに高台に逃げて助かったでしょう。
ところが、教習所という空間では、一人一人が判断することができず、なんとなく責任があると思われる教習所の指示に従ってしまったのです。
教習所に教習生の安全に対する責任があるとの判決でした。でも、普通に考えれば、教習所が特に地震・津波に関して優れた知識を持って正しい判断ができるとは思えません。
教習所側も、教習生を安全に避難させることについて、強制力があったわけではないし、責任感を持っていたわけでもありません。教習所の責任者がたまたまなんとなく判断したことによって、多くの命が失われたのです。
このようなことは、世の中に満ち満ちています。
なんとなく責任者のいうことや、指示に従うのではなく、自分の命は自分で守ろう。
今回の事件の教訓は、そんなところにあるのでは.。