日本では、他国の体制や行動について非難するとき、おおよそ日本では考えられない(当てはまらない)ことのように言います。
はたして、どうでしょうか。
北朝鮮の弾道ミサイル実験が非難されていますが、日本は衛星を打ち上げるぐらいですから弾道ミサイルの開発など簡単なものです。
日本でも核を持とうという人がいますので、そういう人が政権を握ったら、国際社会からは、北朝鮮以上に警戒されるのは自明です。
北朝鮮の体制が3代世襲が続いていることを批判的にいう人がいます。そういう人は、日本では120代以上天皇家が続いていることを誇りとしています。
3代ぐらいで威張るなということですかね。
弾道ミサイルの実験を理不尽だといいますが、戦前の日本の行動は理不尽を越えるものでした。でも、その時代を懐かしくよい時代であったと回帰を夢見ている人も日本にはたくさんいます。
今の北朝鮮の現実と戦前の日本がどう違っていて、戦前の日本の何が良かったのか説明してほしいものです。
日本でも教師が君が代を歌っているかどうかをチェックして、処罰をして、良心的に耐えられない人は退職まで追い込まれる時代です。
今の日本で新たな職を見つけるのは大変難しいですから、そういう人は経済的基盤を失い社会から抹殺されることもあるわけです。
僕など、君が代に一言あるほうですから、スポーツの代表戦など見に行って、歌っていないことが見つかり石でも投げられないかなと考えると、観戦に行く気もしません。
「われは海の子」みたいな歌だったらいいのになあ、と思ったりします。
インドネシアで大地震があり、大津波が襲って、数十万人が死んだとき、日本では津波の予測規模について真剣な議論が起こりませんでした。
TSUNAMIという言葉がそのまま国際的に通用しているなどといって、津波の発祥の地、先進国を喜んでいる風にも見えました。
東日本大震災で、津波の先進国に相応しい対応ができたでしょうか。
鉄道事故、狂牛病、トンネルなど技術や安全で、ただただ日本が優れていると考える神話が広がっていないでしょうか。
日本の何が優れ、何が劣っているのか、何をさらに推し進め、何を修正する必要があるのか、もっと考える必要があります。