オリンパスの菊川氏が、発覚の直前まで、損失隠しを知らなかったと主張しているとの報道がなされました。
何か事件や事故が起こった時に、日本の責任者は、多くの場合、知らなかったとの言い訳を選びます。
菊川氏も、そちらを選択しているようです。
そうすると、巨額の手数料を払ったことや、買収金額に値しない会社を買収したことは、純粋に経営者として正しい判断をくだしたことになってしまいます。
とんでもない無能な経営者をオリンパスは戴いていたことになるわけです。
それでも、菊川氏は故意よりも馬鹿を選択したわけです。
なぜか。日本人は、故意は許さないが、過失は許すからなんです。
でも、重要な地位にいた人間の責任を考える場合、それが故意であるか過失であるかで、何か違うのでしょうか。
車でも、一般道を100㎞/時で走って事故を起こしたら、過失とはみなされないでしょう。
大王製紙の井川氏も、100億円も会社から抜いたら、ギャンブルにはまってしまったなどとの言い訳は通用しません。
大会社の幹部が必ずしも有能であるとは思いませんが、そこで働く人たちの生活を担っているとの覚悟だけは持って欲しいと思うのですが、無理ですかね。