今月、原材料費の高騰により、商品の値上げを行いました。
今時、飲食店が値上げですから、お客様の反応が心配です。弊店の商品が、お客様に多少とも付加価値を認められているのかどうか。
開店当時に比べ、商品原価率が7%前後上がっています。経営者じゃないと言われそうですが、人件費を削ることは最初から考えていませんので、弊店の場合は値上げという選択肢しかありませんでした。
選択肢がない分、決断は簡単だったと言えます。
今回の大震災で、ルネサスエレクトロニクスの工場が損傷して、マイコンの供給が途絶え、自動車生産に支障をきたしているとのことです。日経によると、これだけ重要な部品を作っているのに儲かっていないのは、マイコン開発の主導権を自動車メーカーに握られて下請けをやっているからだとのことです。
日本の企業家(特に下請けの中小企業や中小飲食店)は、儲からなくても我慢してやるのが当たり前のようになっています。
それに安心しているのか、元請け企業や消費者は、さらに激しく値下げやサービス向上を求めてきます。鍛えていると言えば聞こえはいいですが度を越しています。
下請けの中小企業や中小飲食店のみなさん、身銭を削って商品を作るのは止めましょう。正々堂々と値上げを要求して、駄目だったら、事業を清算して、違うことを始めましょう。