バスツアー「おかえりトメ」に参加してきました。
みなさま、こんばんは。
11月になりました。
何かと忙しい時期ですが、いかがお過ごしですか?
例年ならば公演に向け追い込みの時期ですが、
夏の感染拡大を受け、11月公演は残念ながら中止となりました。
楽しみに待っていてくださった方には大変申し訳ありません
また来年お目にかかればと思います。
* * * * * * *
さてさて、10月30日(日)
H恵さん&M子ちゃん&どんちょう準レギュラーA美さんと共に
バスツアー「おかえりトメ」~ヒロインになりきりロケ地を巡ろう~
に参加してきました。
ここ登米市は、
2021年度前期放送のNHK「連続テレビ小説」第104作
「おかえりモネ」の舞台の一つです。
劇団どんちょうの会も、エキストラとして登米市でのロケに参加させていただき、
貴重な体験ができました(過去のブログ→ ★ )
放送終了から1年。
こうしてまたモネの世界を堪能できる幸せをかみしめます。
バスツアーは36名が参加とのこと。
遠く佐賀県から参加された方もいらっしゃったとか。
「おかえりトメ」号、出発です
(気仙沼で購入したサメのぬいぐるみも連れてきました)
まず最初に向かったのは…
クランクインの場所であり、
サヤカさんのご自宅として登場したあの場所…!
なりきりスポット① 寺池園
この日が最後の公開日でした。
サヤカさーーーーん
スタッフの方が洗濯物を干してくださっていて、感動
今にもモネちゃんが現れそうですよね。
ここ最近で一番の快晴でした
北上川を望みながら、モネちゃんのマネ
東屋(あずまや)もステキです。
ニワトリ出てこないかな?
なりきりスポット② 伝統芸能伝承館「森舞台」
「登米能(とよまのう)」の伝承を目的とした能舞台で、平成8年にオープン。
ドラマではサヤカさんや課長さんが「とめのう」を上演していましたね。
ガイドの方によると、ドラマ効果で去年の来場者は例年の13倍だったとか!
もと登米伊達家の御鍛冶屋屋敷跡地に建てられ、
建築家 隈研吾氏が手掛けたそうです。
舞台下に転がる大きな瓶(かめ)は、音の響きをよくするためとのことで、
日本最古の能舞台である京都西本願寺の北能舞台を参考にされているそうです。
また桜の季節に来てみたいなと思いました
なりきりスポット③ 北上川の土手
武家屋敷通りをテクテク歩き、土手への階段を上ると見覚えのある景色が広がります。
北上川がキラキラとまぶしい
なんと、スタッフの方々が自転車を用意してくださっていました
参加者に楽しんでもらいたい!というお心遣いが伝わり、感激しました。
今回のツアー、サメのぬいぐるみやコサメちゃん&傘イルカくんなど
お供にしている方をたくさんお見かけしました。
サメのぬいぐるみ兄弟の再会記念にパチリ
お散歩中の方は「?」な光景ですね。
(持ち主の方、勝手に掲載させていただきすみません)
モネちゃんになりきって、森林組合へ出勤するどー!
バスは一番後ろの席でした。
30分ほどバスに揺られ、向かった先は…
長沼フートピア公園
オランダ風車「白鳥」は、令和4年3月16日に発生した地震により、
残念ながら被害を受けていました。
ただ今復旧工事中です。
長沼ふるさと物産館
こちらは「おかえりモネ展」長沼会場です。
(10月31日(月)まで開催されていました。)
モネちゃん&菅波先生とパチリ
見覚えのある小道具や衣装の数々にテンションが上がります
ツアーに参加していた傘イルカちゃん&コサメくんとも共演
(持ち主の方、勝手に掲載させていただきすみません)
なりきりスポット④ 長沼ボート場クラブハウス・風車
「米麻町森林組合」、「よねま診療所」、「カフェ椎の実」の外観として登場した施設です。
ドラマの際はカフェスペース、ブランコやベンチ、ボートが設置されていましたね。
菅波先生がジャガイモを拾った階段、モネちゃんとコージーがやり取りした広場、
サヤカさんが優しく見守っていたテラス…、
「この場所のシーンは何回も観直した」という参加者の方もいらっしゃいました。
こちらは普段入ることはできないのですが、なんと今回のツアーの特権として
建物の中で昼食をいただけることに
モネちゃんが風車越しに虹や彩雲を見上げた空
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クラブハウスの入り口に行くと…
登米市観光PRキャラクター「はっとン」がお出迎えしてくれました
登米市に400年受け継がれる郷土料理
「はっと」「はっと汁」をモチーフにしたキャラクター。
体重は8トン、誕生日は8月10日、腕は油麩、足はネギだそうです!
いざ、クラブハウスの中へ。
食堂にて、今回のツアーの実行委員長さんから
震災時の登米市の様子、津波被害の方々への支援、ご自身の体験、
「おかえりモネ」は様々な立場の人に寄り添う素晴らしい作品だと思う、など
貴重なお話を聞かせていただきました。
そして…まさかのサプライズゲストが登場…ッッッ!!!!
「はっと汁作ったから食べてけらいん」
こ、この元気なお声は…!
カフェ「椎の実」の看板娘みよこさん役の、大島蓉子さん
ドラマのみよこさんそのもので、
なんと参加者一人一人のはっと汁をよそってくだいました。
(写真掲載の許可をいただいています)
なんと、当初は大島さんご登場のサプライズ演出はなかったそうです。
「参加者の熱に応えたい!」とバスツアー実行委員の方々が
出演を大島さんに依頼したところ、快諾してくださったそうです
大島さん、実行委員のみなさま、本当にありがとうございます
モネちゃんが先生に届けたであろう「菅波ランチ」です
油麩丼(どんぶり)とはっと汁、そしてモネちゃんのご実家「ヤマヨ水産」の牡蠣。
牡蠣が食べられない私の席には、立派な「柿」がどーん!
(このセンス、好きです…)
菅波ランチ、とってもおいしかったです
大島さんから撮影裏話を聞けたり、
参加者からの質問コーナーにも気さくに答えてくださって
感動のあまり震えました。
地元スタッフの方からの
「登米のお母さんの話し方そのものだった」というコメントに激しく納得しました。
大島さんはお隣の大崎市ご出身で、登米市の方言との違いを心配しながらも
一つ一つのセリフに全てをかけて演じられたそうです。
参加者それぞれと記念写真を撮らせてくださいました。
(サメぬいもだっこしくださり、うれしすぎました…)
登米編を盛り上げてくださった大島さん、お会いできて光栄でした
ますます大好きになりました!
室内から見た風景です。
ジャズ喫茶のマスター、トムさんが森林組合に発注したテーブルとイス。
完成まで紆余曲折あった学童机。
ドラマで実際に使用されたFM機材。
震災後、登米市のH@!FMの協力により
臨時災害放送局「けせんぬまさいがいエフエム」が開局されたのだとか。
登米と気仙沼、ここでも深いつながりがあったのですね。
登米市と気仙沼市のポスターを発見。(オシャレなじいちゃんとばあちゃん)
組手什(くでじゅう)は、ノコギリも接着剤も不要な何にでもなる魔法の材料です。
大島さんとはっとンの貴重なツーショット!
大島さんから一人一人にお土産を手渡してくださり、グータッチ!
お見送りまでしてくださいました
お土産はサメのキーホルダー、モネのハンカチ、お米、油麩、ラーメン、
モネや登米市関連の小冊子など盛りだくさん
そして、とよま観光物産センター「遠山の里」にて解散。
一生忘れられない時間となりました。
企画してくださった実行委員会のみなさま、一緒に参加したみなさま、
本当にありがとうございました。
また機会ありましたらぜひ参加したいです。
「おかえりモネ」、これまで以上に大切な作品となりました。
みよこさんにまた会いたいので、第1話から観なおそうかと思います
解散後、武家屋敷通りにある春蘭亭のカフェで
お茶をして帰路につきました。
モネ、登米市の魅力を再発見した一日でした。
(くまはち)