公演総括その3 | 舞台裏

公演総括その3

みなさま、こんばんは。

 

夏の高校野球、仙台育英が3回戦進出を決めましたねキラキラ

東北勢がんばれーびっくりマーク

 

 

日大三島や大阪桐蔭の吹奏楽部の方々が、

大河ドラマの「鎌倉殿の13人」のオープニングテーマを演奏されたとか。

動画で観たらあまりのかっこよさに鳥肌が立ちました。

 

コロナ禍の中練習を積み重ねてきた選手のみなさん、応援しています。

 

 

 

* * * * * * *

 

 

さてさて、

今回は8月6日(土)の公演総括の様子をご紹介しますね。

 

公演総括3回目スタート。

 

 

 

 

公演写真などをまとめたアルバムが、ようやく完成しました。

 

 

 

「サカモト」役のN氏の総括から。

 

・WキャストのR馬くんと切磋琢磨し合えた。

・みんなで協力し合って稽古できた。

・「ヒジカタ」「オオクボ」とのやり取りの中から、「サカモト」のキャラクターを掴んで行った。

・若い力が加わりながらお芝居作りを続けていける幸せを感じた。

 

 

他の劇団員からの感想など。

 

    ↓

 

 

 

「3度目のアンドロイド役でとても安定していた。(初演、再演は「ヒジカタ」役)」

「『これからもFRSで活躍してほしい』という感想もあった」

「存在感があり、気合が伝わった」

「Wキャスト同士稽古中もフォローし合えていた」

「お客さんに観せる演技や発声ができている」

 

 

 

久々に目にしたN氏の得意技「空中でのメモ」鉛筆

 

 

 

「サイゴウタカコ」役のH恵さんの総括。

 

・お芝居のオープニングから登場するので頑張らねばと思った。

・柿本さん以外のキャストとの絡みがほとんどなくさみしかった。

・原稿を作成して実際に手元に置き、出だしを確認しながら伝えたので

 よりニュース番組らしくなったのではないかと思う。

・柿本さんとちょいちょい遊びを入れながらお芝居できたのが楽しかった。

・柿本さんの声の大きさ、テンションの高さに引っ張ってもらった。

 

 

 

他の劇団員からの感想など。

 

    ↓

 

 

 

 

 

「背中を預けられる安心感があった」

「H恵さんの演じる『気の強い女性』が好き」

「柿本さんとのやり取りや表情の変化が好きだった」

「立ち姿がキレイだった」

「場面場面の裏付けがきちんとできていた」

「芝居に対する取り組みがいつも真剣」

「助演出としてもM貴ちゃんと稽古場を支えてくれた」

「稽古場に必ずいてくれ、若手のフォローをしてくれた」

「衣装担当としてもあちこち探してくれ、いいものを見つけてきてくれた」

 

 

 

「柿本光介」役のN也さんの総括。

 

・「柿本」を演じるのは今回で3回目。実年齢が役に追いついた。

・自分と重なるところもあり、初演、再演、再再演と年齢を重ねながらお芝居に向きあった。

・家族のシーンを演じたり、「クリコ」のセリフを袖で聞きながら泣きそうになった。

・装置も兼ねていたので、役者として稽古場を引っ張っていくのは難しかったのが反省。

・稽古を見ていると装置のアイデアが次々と浮かんだ。

・いい時間だった。仕込み、バラシも楽しかった。

・帰宅時、「越冬つばめ」を歌いながら登場したのは、「冬を終わらせる」の伏線のつもりだった。

 

 

他の劇団員からの感想など。

 

    ↓

 

 

 

 

 

「場の空気を引きしめてくれた」

「実年齢に近づき、貫禄が出てきた」

「登場時に口ずさんでいた『越冬つばめ』など、ちょこちょこ細かいネタを出し

 アイデアの幅の広さを感じた」

「装置も兼任しながらさすがだと思った」

「ニュースのシーンで物語をバチっと決めてくれていた」

「『どうして』というセリフに毎回グッと来た」

「お客さんに心を開いた演技ができる役者No,1」

「発声もほかの役者が目指してほしい基準となる存在」

「役者としても装置としてもサービス精神が豊富」

「H恵さんが発掘した衣装がとても良かった」

 

 

 

 

装置の振り返りも行われ、熱く語るN也さんメラメラ

 

ちなみに…

N也さんの手前にある模型は5.6年前のブログにも登場している

「バーティカルスタンド」なるもの。

 

今回さらにアイデアを思いついたので、次回の仕込みに活かすそうです電球

 

 

 

 

(カメラ目線ありがとうございます!)

 

「『都会のビル街』をイメージし、あまり予算をかけずにやることが目標だった」

「イメージ画通りに完成できたと思う」

「コロナ禍で公演が延期になり、考える時間はたくさんあった」

「フライングの実現に向けてかなり考えたが、クリアすべき課題が多くやむなく断念した」

「作業時間の短縮とコスト削減を意識した」

「ベニヤ板も値上がりし、今回は布のパネルを使用することで予算を抑えられた」

「装置のアクセントに、塗装ではなくマスキングテープを使用し大正解。

 安価&仕上がりもきれいで大満足だった」

「扉の設計はかなり吟味した。同期させる作業はN元さんが現場でがんばってくれた」

「仕込みの作業、久しぶりなのにみんな手際が良かった」

 

 

 

 

「いつも大きい役でセリフも多いのに、装置を考えたり図面を描いてすごい」

「細かいところまでこだわられていた装置で、お客さまにも楽しんでいただけたと思う」

「稽古と並行して、装置図とにらめっこしながら一生懸命取り組んでいた」

「舞台装置が実際に立った時の迫力や立体感が良かった」

「扉が本物の自動ドアに見えた」

「コロナ禍じゃなければ、バックステージツアーをやりたかった」

 

 

 

空中でメモするN氏 その②スター

 

 

 

「ヨシダ先生」役のC子さんの総括。

 

・「コロナ禍にやってくれてありがとう」と熱い感想をいただいた。

・某スーパーで買い物をしていたら、「先生役の人…!?」とお客さんに声をかけていただいた。

・ラストシーンで「おばあちゃん」が空を飛ぶ時、照明の動きに合わせて

 小学生の子たちが後ろを振り返ったのが印象的だった。

・3回目の「ヨシダ先生」だった。今回はSさんとのダブルキャストでバランスを意識した。

・「柿本」家へ行ったり、一緒に電力ターミナルへ破壊しに行きたかった。

・衣装が決まるまで苦労した。

 

 

 

他の劇団員からの感想など。

 

    ↓

 

 

 

 

「稽古場にいてくれるととても安心感がある」

「気持ちが乗った時の存在感が誰よりある」

「ダブルキャストでお互いに違うものを出していこうと意識していて、それぞれの良さがあった」

「エネルギッシュで魅せる演技ができていて目が行く」

「『ヨシダ先生』のリアクションがおもしろく、毎回楽しみだった」

「アクションが大きく、安定感もあった」

「仕込みの時もとても頼りになる。生き生きとしている」

 

 

 

「クリコ」役のM子ちゃんの総括。

 

・抱えているものが大きく一筋縄ではいかないキャラで、どう表現するか悩んだ。

・最初は動きや話し方など「子ども」を意識したがしっくり来なかった。

 演出から「地声でいい」と言われたことが、いいアプローチとなった。

・ターニングポイントは「おばあちゃん」。

 一緒に特訓した時に、大事なシーンの流れを細かく確認することができた。

 また、「おばあちゃん」に手を握ってもらう動きが付き、あたたかさや愛を感じることができた。

 ラストシーンで、「クリコ」がおばあちゃんになった時の感情につながったと思う。

・周囲からの感想は「クリコは頑固そうな子」というものが多く、役作りがうまくいったと思った。

 

 

 

他の劇団員からの感想など。

 

    ↓

 

 

 

 

 

「稽古の時は大人びているように感じたが、本番では小学生に見えた」

「とあるセリフが本番でパワー全開だった。グッと来て泣けた」

「役作りに悩みながらも、『かわいいけど頑固なクリコ』を作り上げていた」

「稽古の段階ですぐに役の気持ちに近付くことができていた」

「伸びしろがまだまだあるので、今後も色々な役をやっていって欲しい」

「いろんな面で助けてもらい、頼りになった」

「稽古場から会場へ行ってさらに進化した」

「地声をもっと鍛えていって欲しい」

「今後はなりふり構わない役にもチャレンジていって欲しい」(←ムジナ!?)

 

 

 

「ヒジカタ」役のY也くんの総括。

 

・観に来てくれた方々から「いいお話だった」と好評だった。

・発声など苦労した。みなさんからアドバイスをもらいながら稽古を重ねた。

・難しい役だった。今持てる力を出し切ったと思う。

・「クリコ」も「おばあちゃん」も目をそらさず向かい合ってくれた。

・今後も役者として一緒にお芝居を作っていければと思った。

 

 

 

他の劇団員からの感想など。

 

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「『ヒジカタ』は向き合えば向き合うほど大変な役。苦しみながらも役に近づいて行っていた」

「爆発のシーンの後の演出が良かった」

「『ヒジカタ』役をやりたかった」という人がチラホラ。

「『ヒジカタ』ファンになったという方が周囲に多かった」

「稽古の様子を録音、録画したり演出に意見を聞きに行ったり、

 芝居に対する姿勢がまっすぐで、演技にも出ていた」

「脚本に書いてある以上のことを考えて向き合わなければならない役。よく考えていた」

「発声に苦労していたが、本番はとても良かった」

「役の感情、自分の感情、演出の見せ方…、この3つとどう折り合いをつけて行くかが課題。

 客観的に見てコントロールする視点を意識してみてほしい」

 

 

 

 

「おばあちゃん」役のK子さんの総括。

 

・観に来てくれた方々から「もっと観たかった」「『カシオ』がすがすがしくて良かった」

 「お芝居ってこんなにすごいのか」と感想をいただいた

・諸事情で稽古への参加が遅れ、追いつくのに必死だった。

・お芝居の重み、セリフの一つ一つ、みんなと共有してきた時間、立たせてもらっている舞台の重みを感じ、

 その中で何をしたらいいんだろうと思った時、「一人のアンドロイドのおばあちゃんにならなきゃ」という

 ことに集中した。無心で3ステージに臨んだ。

・「クリコを」をなんとか助けなきゃと思った。

・演出から「『ヒジカタ』のことも救ってあげてください」と言われ、気合が入った。

・みなさんに感謝しながら、生涯忘れられないステージになった。

 

 

他の劇団員からの感想など。

 

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「演技がうまいというレベルを超えて、人として魅力的だった」

「目を引いた」

「あっという間に追いつき、お芝居を引っ張ってくれていた」

「アンケートも9割『おばあちゃん』についての感想をいただいていた」

「初演、再演とはまた違うおばあちゃんを作り上げたことがすごい」

「3公演とも完ぺきだった。ゾーンに入っていた」

「演出とやり取りしたことをしっかり答えてくれた」

「『一人で生きている人間がどこにいるの』というセリフにしびれた」

 

 

最後の方は時間がなく、駆け足となってしまいましたが

公演総括は今回で終了となりました。

 

 

 

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さてさて…


第68回公演の記事は、今回で〆とさせていただきます。


なかなか更新できない中、

お付き合いいただきありがとうございました虹


コロナ禍の中、公演できたことに改めて感謝の気持ちでいっぱいです。

 

お芝居を観に来て下さった皆様、

支えて下さったたくさんの皆様、


改めまして、本当にありがとうございました!

 

 

どんちょうの会もただ今夏休み中。

 

まだまだ厳しい暑さが続くので

お気をつけてお過ごしくださいね。


それではまたお会いしましょうニコニコ飛び出すハート

 


 

(くまはち)