公演総括③
みなさま、こんにちは
土曜日の午後、いかがお過ごしですか?
金曜深夜放送の『家政婦のミタゾノ』、最終回でした。
おもしろかったのでさみしいです
でも続編を期待させる終わり方でしたし
近いうちまたミタゾノさんに会えるかな?!
それにしても、TOKIOの松岡昌宏さんとココリコの田中さんって
よく似ていますね。
* * * * * * *
さてさて、12月7日(水)に行われた
公演総括③の様子をお伝えしますね。
残念ながら私はこの日欠席。
ブログもお休み…と思っていたら
H夢(む)くんが稽古場写真&レポートを送ってくれました!
今回はH夢くんメールを基にお送りしまーす
H夢くん、ありがとう!
この日は
「赤い帽子の車掌」
「宮沢イチ(賢治の母)」「稲垣未亡人」
「宮沢政次郎(賢治の父)」
「なめとこ山の熊撃ち淵沢三十郎」
「装置」
の公演総括を行いました。
「赤い帽子の車掌」を演じたH恵さん。
・代役をたくさんやった。
・小道具製作にも回って楽しめた。
周囲からの意見として…
「最初のナレーションが良かった。気持ちの導入になった。」
「代役もこなし、台本をキャストで一番読み込んでいた分
深みのある車掌さんになっていた。」
「このキャスティングは誰も予想していなかったかも。」
どのキャストの代役をしても、動きはもちろん表情まで再現してくれるすごい方。
そして、様々なところから突然現れる「赤い帽子の車掌」さんは好評でした。
衣装もかっこよくて良く似合っていました
「宮沢イチ(賢治の母)」「稲垣未亡人」を演じたK子さん。
・K田さんと組めてとても嬉しかった。
・図書館などで「宮沢賢治」の生まれ育った環境など、調べて勉強した。
・舞台上で「賢治」を応援する立場は自分だけなので、そこを意識した。
周囲からの意見として…
「『星めぐりのうた』がK子さんの声と合っていて心地よかった。」
「『イチ』は『イチ』、『稲垣』は『稲垣』でちゃんと背景が見えた。」
「いつも衣装(着物)を稽古の時着ていて、稽古場を引っ張っていた。」
読み合わせの段階で台詞がすでに入っていて、みんなの一歩先を行っていました。
列車のシーンの「訛り」は、花巻出身の方からも太鼓判をいただきました。
着物はもちろん、髪型も役によってきちんと変えていました
「宮沢政次郎」を演じたK田さん。
・プロ意識をもって取り組んだ。
・セリフを覚える時、『昔のことは忘れないのが人間』だから
早く覚えて過去のことにしてしまう作戦で覚えた。」
周囲からの意見として…
「舞台袖での集中力が群を抜いていた。」
「常に高いクオリティーを稽古場でも公演本番でも出していた。」
「『職人』のようだった」
「家父長の気持ち、『賢治』への愛情が伝わった。」
K子さんと共に、台詞が読み合わせの段階で入っていて
すぐにでも立ち稽古ができる状態だったK田さん。
着物を着た演技、一つ一つの所作が決まっていて美しかったです。
渋いのに「ハエを叩く」「剣術試合のマネ」などコミカルな動きも多々あり
稽古中見入っていました
N也さんの秘密兵器登場。
単管(パイプ)を素早く垂直に立てる画期的なアイデアを思いつき、
手作りの模型で再現!
2つの「人形(写真の三角形のもの)」に合わせれば
単管があっという間に垂直に…
次回公演の仕込みできっと大活躍してくれると思います
稽古終了間際となり、駆け足で総括!
周囲からの意見として…
「稽古場での練習が短いながらも、家でがんばっているのが現れていた。」
「いつも明るいムードメーカー。」
「台詞の意図を外さず、自分のものにしていた。」
「賢治」に語るシーン、切なくて説得力があって見入っていました。
H紀さんがいるかいないかで、稽古場の熱量?温度?が変わる気がします。
台詞がなくとも役としてその場にちゃんといて、おもしろく動いているので目が離せません
公演総括④に続きます。
(次回の稽古は12月14日(水)です。)
(くまはち)