あれから６年。 ～パニクって探偵に依頼した時の話

＊初めての方は、こちらをご覧下さい。

６年前の今日、探偵に依頼をした。

２０１７年１１月１２日（日）

サイトから探偵に状況を伝えた翌日。

子供達は不在で妻と二人きりだった。

「不安なんだ！
　寂しいんだ！
　抱きしめたい！
　存在を感じたい！
　失いたくない！」

抱きしめようとした俺を、鬼の形相で振り払った。






「やめて！
　無理！」

その態度から、調査依頼すべきと直感した。






不倫相手との関係、
まだ終わってない！

『中絶した妻と二人きり…！』

振り払って、そのまま出ていった。
一人取り残されて、孤独に打ちのめされそうだった。

その時、探偵事務所から電話がかかってきた。

『探偵事務所からの連絡』

そして、この日の１５時に伺う約束をした。

『探偵事務所へ向かう』

探偵事務所に到着し…

『探偵事務所に到着』

打合せが始まった。

『探偵さんとの打合せ１』

証拠の品を見せながら状況を改めて説明した。
妻の写真を見て探偵さんは言った。

「あぁ。これは不倫してる顔ですね」

『探偵さんとの打合せ２』

正直言って、まだ決めかねていた。

不倫は終わってるかもしれないのに、行動調査をする事に なんの意味があるのだろう。
またあらためて出直そうか。

だけどパニクった俺は、探偵さんの説明を聞いてるうちに冷静な判断が出来なくなっていった。

『探偵さんとの打合せ３』

そして契約書にサインをし、事務所を後にした。

『探偵調査 契約』

今になって思う事。

探偵やカウンセラーの中には混乱した者を話術でおとしいれて、カネをむさぼるヤツがいる。

俺も餌食にされた。