自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金問題の中心にいる安倍派で政治倫理審査会で弁明したのは今時点で衆議院から西村前経済産業大臣、松野前官房長官、塩谷元文部科学大臣、高木前国会対策委員長の4名と参議院から世耕弘成前参院幹事長、西田昌司議員、橋本聖子元五輪相の3名の合計7名で安倍派幹部達は口裏合わせをしているのが見え見えで事実関係の解明は殆んど進みませんでした。
最も酷かったのが世耕前参院幹事長で、民主党政権の時代に小沢一郎幹事長の資金問題を批判してツイッターで「会計システムまで構築し、収支報告時には、貴重な限られた時間を犠牲にして、担当秘書にひとつひとつ質問しながらじっくりと確認した上で書類を提出している」などと綴っていたのが今回は「秘書に任せきりにしていた」などと秘書に責任転嫁する始末で、このように嘘で固めた言い訳をするような政治家が国政の中枢にいれば日本が落ちぶれるのは当たり前だと思います。
また、明日(18日)午後に安倍派幹部の下村博文元政務調査会長が出席して政治倫理審査会が開催される予定で、おそらく事件の核心部分は今迄の出席者と同様に「知らない、記憶に無い」等で事実解明の進展は難しいと推測しますが、下村氏は裏金作りを始めたと推測される安倍派の大ボスの森喜朗元総理と確執があると報道されている事から僅かな期待もしているのですが・・・・・
これで事実関係の解明が進まない場合は自民党内で処罰するだけでは殆んどの国民は納得出来ないだろうし、安倍派幹部と森元総理を証人喚問でとことん追求して事実の解明に努めて欲しいと思います。
さて、ブログの写真のマガンは今冬の多々良沼で撮影したものですが、多々良沼では環境保護の為のヨシ焼が15日に行われたので環境が落ち着くまでの間は野鳥の出が悪くなるので暫らく多々良沼へ出掛けるのは控えます。