リハビリ山歩 毛無峠から破風岳、土鍋山 | 呑兵衛のブログ

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私は脳脊髄液減少症の患者さんのブログで同病に辿り着くことが出来、2012年4月、8月、2013年8月の3回EBPを行い2015年3月下旬からほぼ1日動けるまでに回復を致しました。
ブログは同病の知名度の向上と患者さんの参考になればと思い書いてます。

先日の奥日光の戦場ヶ原では望遠レンズと三脚を担いで歩いたら翌日から筋肉痛になる始末で、最近は脳脊髄液減少症と年齢的な事もあって身体の各パーツが耐用年数を超えたようで気力も体力も低下の一途です。

 

そろそろ山も限界かと思っていたところにshi-maさんから誘いがあり、15日は群馬と長野の県境の毛無峠から破風岳(1999m)、土鍋山(1999.5m)でリハビリ山歩を行って来ました。

 

毛無峠周辺の山に登るのは初めてなのでネットで調べたら登山口から破風岳山頂までの高度差が200m程度で土鍋山と合わせても累積標高で400m程度なので闘病中の老いぼれでも登れそうな山だと分かり、また間近に北アルプスが見える魅力もあって老体に鞭打って登って来た次第です。

 

初めて訪れた毛無峠の雰囲気が気に入ったので、登山道がなかった昔に呑兵衛(愛犬)と残雪を利用して登ろうと思っていた御飯山が今は登山道が整備されたらしいので機会があれば登ろうと思います。

 

下山後は最後のブラッドパッチから3年が経過して、まだフラフラしていた頃の2016年以来となる高濃度硫黄泉では日本一の万座温泉に寄って汗を流して来ました。

 

毛無峠

峠の群馬県側は立ち入り禁止

 

毛無峠から望む浅間隠山(1756.8m)

 

破風岳山頂

 

北アルプス後立山連峰の3000m級の山々(左から鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳、不帰の険、白馬山三山)

 

左端に高妻山とその右側に妙高山

 

中央が御飯山(2160m)、その右奥は左から横手山(2307m)と草津白根山(2160m)、左奥の小さな三角形の山は笠ヶ岳(2076m)

 

土鍋山山頂 (何故か山頂標識の下に土鍋)

 

群馬、長野県境尾根から望む群馬県側

 

この山域はイワカガミ等の大群落が観られるようですが10月も中旬なので全く花は咲いていませんでした。

 

毛無峠からの浅間山(2568m)

 

小串鉱山の鉄塔

鉄塔は群馬県側にあった小串鉱山が1971年に閉鎖されるまで硫黄を長野県側に運び出すのに使われてい索道の名残のようです。

 

毛無山(1930m)

この付近だけ樹木が生えていなのを不思議に思って調べたら、当時は鉱山従事者とその家族2000人程が暮らす集落の存在があって燃料用として木々が伐採されてしまったからだそうです。

 

毛無峠からの破風岳

 

当日の脳脊髄液減少症の体調(症状)は相変わらずの目がショボショボして開き難い、耳鳴り等で、この二つの症状がいつまで経っても治らない身体に最近は嫌気が差しています。