またまたトドロキの神降臨 ! その2 ER-12組立説明書編 | 1/8 トドロキロードエース マニア

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今から37年前、空前のラジコンカーブームだったあの頃。
当時、ひとりの中学少年がハマった1/8エンジンカー トドロキロードエースについて、徒然に綴っていきたいと思います。
さらに...聖子ちゃんマニアの裏ブログも始めましたw

全国中年トドロキファンの皆さまこんにちは、ドナルド@九州です^_^







ドナルド、今週の月曜日からちょっと興奮気味です 笑。
トドロキマニアとして...

それはなぜか?

トドロキモデル唯一の電動カー "PROJECT ER-12(1979年製)" を入手したからです!

それも、まさかの新品キット!





それでは、その2行ってみよ〜

<その2>
組立説明書編

おー、これが組立説明書か!




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ここからさらに過去

ラジコン初期のロードマックス(1976年くらい)の組立説明書は...なんと写真!時代を感じる 笑笑

写真と字のみ笑い泣き

ここまで過去
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それに比べて、ER-12はCADとワープロを使用してます。
抜群にわかり易くなっていますね。

タミヤや京商の組立説明書をベンチマーキングしたのでしょうか?


ボディ塗装の仕方についても、詳しく書かれています。

ボディのラインは、ラインテープを使うか烏口で(笑)書く?と書かれています。
烏口って何?時代を感じます。


塗料は、
・アクリル系絵の具(リキテックス)→画材屋さんで買える
・エナメル系 ラッカー系
どちらでも良いと書かれています。

昔はアクリル系絵の具を使っていました。
謂わゆる、油絵用の絵の具です。ボディの材質がポリ塩化ビニル(以降、略称ポリカ)なので、実はこちらの塗料の方がボディに優しいんです。(アタックしない)

そして、筆塗り 笑笑。まさに、芸術です!

今では当たり前のポリカ用のスプレーは、この時代ではまだ存在してなかったのか?


スリットや吸入口をツヤ消し黒で塗ってディテールアップする指示も書かれています。


ありました!
ドナルドが参考にした、ドライバー塗装の塗り方の手順。

・ヘルメットのみ内側から塗る
・ヘルメット以外は外から塗る

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この頃は、バッテリーは乾電池(初心者用)、またはニッカドバッテリー(中上級者用)ですね。

でも、お値段がかなり高め滝汗

組立てキット: 12000円
ニッカドバッテリー+急速充電器: 12400円

なんと、バッテリーセットが組立てキットより高い!笑笑



また、ギヤ比の設定方法が書かれています。

初心者から上級者まで対応できるよう、アイドルギヤ(スーパーローギヤ)を設定し、ロースピード走行できるような設計になっています。

アイドルギヤを外せば、かなりのハイスピード走行が可能ですね!

部品展開図。
クルマはフラットパンシャシ+2駆リジッドサスペンション。
現行車の4駆4独サスに比較すると、部品点数は半分以下でしょう。


しかし、設計がハチイチGPレーシング ロードエースをお手本にしているため、当時としては斬新な設計でした。
ラジオベッドにサーボ、受信器、スピコン、バッテリーを集中配置したダブルデッキタイプの整備性の良い構造になっています。

なんといっても一番のこだわりが、当時としては大変珍しいバッテリーが振り分けタイプということです。走行性能をあげるため、最も重量のあるバッテリーを左右に配分したんですね。


ボディは6種類記載されていますが、メーカーオプションでも販売されていない種類も記載されています。

そして、当時のプロポに対する注意書きが。


ここの番号が大切
同じでないといけない..笑笑


当時は、まだ27MHzが主流で6バンド(最大6台しか同時走行出来ない)しかない時代。送信機と受信機のバンドが同じでないと動作しません!

他人が同じバンドを同時に使用すると混信してノーコンになり、大切なマシンがよく暴走していましたね。バンド管理が必要な時代でした。


それに比較して、現在は技術革新が進み2.4GHzでバンド管理不要の時代となりました。1対1の個別id管理なので混信はありません。安全で便利な時代になりました。(いわゆる、ブルートゥースです)





見れば見るほど味がある...笑笑





昭和の哀愁に浸っている(笑)ドナルドでした!
(`_´)ゞビシッ