鳥インフルエンザH5N1はバイオ製薬複合体にとっての "疾病X "なのか? 

恐怖の煽動、食糧供給の脅威、致命的な過去を持つウイルス、BARDAの自己増幅型mRNAワクチン

パーフェクト・ストームが吹き荒れる

 ピーター・A・マッカロー医学博士 

2024年4月10日 


ピーター・A・マッカロー医学博士、

ニコラス・ヒュルシャー医学博士(候補)著 

 疫病対策革新連合(CEPI)が主催する「疾病X」という恐怖を煽るキャンペーンにより、人々は次にどのようなウイルスが世界に感染するのだろうかと考えている。

数日前、H5N1型鳥インフルエンザがテキサス州の酪農場で働く労働者から検出されたため、CDCは健康勧告を出した[1]。

彼の唯一の症状は結膜炎、つまり目の炎症であった。現在のところ、ヒトからヒトへの感染は起きていないため、H5N1がヒトにもたらすリスクは限定的である。

しかし、H5N1に関する機能獲得(GOF)研究の暗黒の歴史を考慮すれば、これは近い将来変わるかもしれない。


10年以上前、米国立衛生研究所(NIH)とビル・アンド・メリンダ・ゲイツ財団は、H5N1の感染性を高めるGOF研究に資金を提供した[2]。


この危険な研究の主要な著者の一人は、ウィスコンシン大学マディソン校と東京大学に所属する河岡義弘である。もう一人は、オランダのエラスムス医療センターで働くロン・フーチエである[2]。

この2人は、研究室でウイルスを改変し、様々な種類の病原体を動物に感染させた深い歴史を持っている。

この研究により、米国政府はリスクを評価するためにGOF研究への資金提供を一時停止した[3]。

数年後の2017年、HHS P3COフレームワークが発表され、改変病原体を用いた危険な研究を行うための「安全な」方法が詳述されたため、NIHはGOF研究への資金提供を再開した[4]。


Charostadらは2023年、高病原性鳥インフルエンザ(H5N1)が "差し迫った脅威 "であると指摘した。