自民党員3万人減 首相、獲得を指示「信頼回復しながら頑張って」

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岸田文雄首相は16日、首相官邸で自民党の金子恭之組織運動本部長と面会し、2023年の党員数が3万人以上減少したことを踏まえ、「党員の獲得に向けて、信頼回復をしながら頑張ってほしい」と指示した。 

 

23年12月時点の党員数は109万1075人で、前年に比べ3万3688人減少。昨年12月に表面化した派閥の政治資金パーティー裏金問題が主な減少要因の一つとみられるが、金子氏は統一地方選前年の22年に候補者の公認・推薦に伴い党員数が増加した一方で23年は低調だったことが「一番大きく、4年ごとに起きている現象だ」と記者団に強調した。自民は党員120万人の獲得を目標に掲げている。