2021年2月に新型コロナワクチンの接種が開始され、

本年2024年で3年が経ちました。

 

しかしながら、接種後に大切な家族を失った遺族、

健康被害に苦しんでいる患者への救済は、

今なお進んでいるとは言えません。

予防接種法に定められた「予防接種健康被害救済制度」ですが、

その申請のハードルは依然として高いものであり、

それでも、国への進達受理件数は既に10,616件、

うち死亡一時金または葬祭料に関する件数だけでも1,269件に上ります

(2024年3月18日時点)。

そして今回、長い審査期間を経て本制度に認定された、

被害者遺族および健康被害患者が、協同で原告に立ち提訴いたします。

遺族の会である「繋ぐ会」より8名、患者の会会員からも5名が、

原告として立つことになりました。

遺族と患者の境遇はそれぞれ異なりますが、

新型コロナワクチン接種により

人生が一変してしまった共通の事実に手を取り合い、

司法の場で闘って参ります。