花蓮のスマートバス停が新たな美的基準を創造 / 公共芸術家・楊志懿氏との越境協力で、"太陽の故郷 "をコンセプトに花蓮の最も美しい都市イメージを創造

花蓮県政府は目立つスマートシティを目指しており、2020年に建設される13の鎮スマートバス停が世界知能交通博覧会のステージで発表された。花蓮県政府は今年、数々のパブリックアートプロジェクトを手がける著名な切り絵作家・楊世一氏と協力し、"太陽の故郷 "をコンセプトに花蓮市の全体イメージを作り上げた。400のスマートバス停は、台湾国道9号線と台湾国道11号線に設置されている。新しいスマートバス停は、情報をより明確に表示するだけでなく、花蓮の独特な都市美をアピールし、花蓮の最も美しい都市名カードを作成する。

許晟偉県長は、花蓮県政府は "人本位、愛本位 "という初心に立ち、持続可能な花蓮のスマートシティを発展させてきたと述べた。2021年以来、県政府は中央政府から積極的に「花蓮県農村公共交通サービス向上プロジェクト(第2期、第3期)スマートバス停建設プロジェクト」の予算を求めており、より完全なスマート交通情報を提供するため、点線計画で北部、中部、南部のスマートバス停の建設を拡大している。花蓮県の交通建設は、親しみやすさ、低炭素、インテリジェンス、観光を基本としており、地域の観光と人の発展を考慮し、インテリジェント技術を市民の日常生活に応用し、質の高い乗車体験と便利なバス待ち時間を実現することで、市民と観光客の公共交通機関利用意欲を高め、日常生活の基本的なニーズをケアすることに努めている。

 

花蓮県政府は、公共交通はスマートで目立つだけでなく、街の美観に合っていなければならないと指摘した。今回は、数々のパブリックアートを手がけてきた有名な切り絵作家の楊世一氏を招聘した。花蓮市のイメージである "太陽の故郷 "をモチーフに、山や海に輝く花蓮の太陽の暖かさを表現したオリジナル彫刻のバス停がデザインされた。花蓮の山と海の間に、輝く太陽のエネルギーが日夜花開いている。バス停のデザインのインスピレーションについて、楊世一氏は雄大な太魯閣峡谷と青く癒される太平洋の湾を使い、希望と明るさを象徴する太陽の光で壮大な情景を表現した。バス停で待っているすべての観光客と地元の人々が、花蓮は太陽の故郷で、暖かさと幸福に満ちた都市であるという感覚を共有できることを望んでいる。


花蓮県政府はさらに、スクリーン、吊り下げ式、自立式、ポール式など4種類の外観デザインと3種類の太陽光発電電子ペーパーを備えたバス停を建設し、さまざまなスマートバス停を提供することで、のんびりとした素朴な花蓮鎮に革新的な突破の可能性を注入していると指摘した。スマートLCDや低炭素ソーラー電子ペーパー表示パネルは、乗車需要を満たすものから人々の悩みを解決するものまで、現地の状況に応じて配置されている。スマート技術は、バスのリアルタイムの最新情報を提示し、ルートや料金の問い合わせ、到着予定時刻などの複雑な総合情報を市民に提供し、現代都市の高さを備えた都市の美観を構築するのに役立つ。スマートバス停は花蓮の新たなランドマークになるだろう!現在、160のスマートバス停が完成しており、残りは2023年2月までに完成する予定だ。2023年2月までに、人々は花蓮のバスで簡単に移動できるようになり、花蓮の総合的なスマート都市への発展を目の当たりにすることになる。

 

 

 

 

台湾でM7.2の強震…「TSMC工場、影響なく運営中」

配信

 

3日に台湾の花蓮県沖で発生したマグニチュード(M)7.2の強震で台湾の首都台北の各地で電力供給が中断される中で、世界最大のファウンドリー企業であるTSMCの工場がある台湾南部科学基地内の企業は影響を受けずに運営されているとロイター通信が報道した。

台湾中央気象庁はこの日午前7時58分(現地時間)に台湾東部沖の深さ15.5キロメートルを震源とするM7.2の地震が発生したと明らかにした。台湾メディアは台湾東部の人口35万人の都市花蓮から南東に7キロメートル離れた地点で地震が発生し、1999年に約2400人の死亡者と建物5万軒を崩壊させたM7.6の強震から25年ぶりの大規模な地震だと説明した。

最初の地震が発生してから十数分後にM6.5の余震が続いた。これに対し台湾と日本の沖縄県南部海岸、フィリピンで津波警報が発令された。日本とフィリピンの気象当局は、警報が発令された地域の住民らに高い場所に避難するよう指示した。日本の気象庁はこの日午前9時18分に津波が与那国島に到達したと明らかにした。