ガザに原爆投下を 米下院議員が発言


2024年3月31日


【ワシントン時事】

ティム・ウォルバーグ米下院議員(共和党)が最近の集会で、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザで、ハマス打倒のため原爆を投下するべきだとの見解を示唆したことが分かった。米メディアが31日までに報じた。


SNSに投稿された音声によると、ウォルバーグ氏は「(ガザへの)人道支援にびた一文も使うべきではない」と強調。「長崎や広島のようにすべきだ。速やかに済ませよう」と語った。


米地方紙デトロイト・ニュースによれば、ウォルバーグ氏の事務所は発言について、イスラエルによるハマスの排除を支援することを訴えた例えだと説明した。

 ウォルバーグ氏は中西部ミシガン州選出で、現在8期目。ガザでは、食料不足など人道危機が深刻化しているだけに、同氏の発言は波紋を呼びそうだ。



原爆開発の拠点、観光客急増 映画「オッペンハイマー」人気で―米 


2024年03月02日20時36分


【ロスアラモス(米ニューメキシコ州)AFP時事】「原爆の父」と呼ばれた科学者ロバート・オッペンハイマーの伝記映画「オッペンハイマー」の大ヒットをきっかけに、米国の原爆開発「マンハッタン計画」の拠点となったニューメキシコ州ロスアラモスを訪れる観光客が急増している。地元当局者によれば、昨年の来訪者数は前年比で68%も増加した。


ロスアラモスは、オッペンハイマーの提案で極秘の研究所周辺に一からつくられた町。昨年7月の映画公開後、オッペンハイマーの旧宅や、核科学者らが原爆製造の成功を祝うパーティーを開いたロッジなどに観光客が殺到した。地元のツアーガイドは「アカデミー賞を受賞したら、より多くの関心を集めるだろう」と期待する。


ただ、オッペンハイマーに対しては、冷戦期の核軍拡をもたらしたとの批判も付きまとう。ロスアラモス国立研究所の歴史家ニック・ルイス氏は、オッペンハイマーについて「欠点があり間違いも犯した人間だと、われわれは十分に認識している」と語った。



 

 

ウォルバーグ米議員の過激発言 ガザ、ウクライナ早期解決に「原爆」を提案?


 🇺🇸 米共和党のティム・ウォルバーグ下院議員は #ガザ と #ウクライナ の紛争を「さっさと片付ける」方法として、米国が1945年に広島と長崎に対して行った原爆投下を持ち出した。

📽️この発言はある集会で発せられたもの。その動画は現在、SNS上で拡散されている。 


 🧐 ワシントンポスト紙の報道によれば、ウォールバーグ議員のこの発言は、3月25日、ミシガン州ダンディで行われた集会である有権者が、ガザ地区に人道援助を行うために米国が浮桟橋を建設する計画について尋ねた問いに対する答えとして出されたもの。


 🙅‍♂️ ウォールバーグ議員は、その姿は動画には写り込んでいないが、米国は「人道援助のために1セントたりとも使ってはならない」と答えている。

💬「それはナガサキ、ヒロシマのようにすべきだ。さっさと終わらせねばならない」

❗️ワシントン・ポスト紙が入手したノーカットの動画によると、ウォールバーグ議員は「ウクライナに対しても同様にすべきだ」と付け加えている。

💬「ウクライナへの資金の80パーセントを人道的目的に使うのではなく、もし、我々がそれを欲するのではれば、それを100%、ロシアを壊滅するために使わねばならない」


 🙄ウォルバーグ議員の事務所は動画について、「一刻も早く敵を倒す緊急性を示すため」に比喩的に語ったのだとコメントした。

ℹ️一方、ロシアのプーチン大統領は、ロシアには核兵器使用に関する独自の原則があり、これは軍事ドクトリンに明記されていること、また、ウクライナでの特別軍事作戦では戦術核兵器を使用する必要はなかったことを指摘した。

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