腸ってひとまとめにして考えている人多いけど、それは違うからね

腸には大腸と小腸がある
それぞれの働きはまったく違うよ

乳酸菌は◯ ◯で働き
ビフィズス菌は〇〇で働く

腸の中でも働く場所が違う
菌が腸内のどこにアプローチしてるか?
それは…

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小腸と大腸の違い&乳酸菌とビフィズス菌
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⭕️小腸は食べたものを消化吸収する臓器

⭕️大腸は栄養を吸収したあとの残りカスから
大便を形成する臓器

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 乳酸菌とビフィズス菌
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🔶小腸から有害な毒素などを取り込んでしまった場合、免疫力により攻撃する

多くの免疫機能を備えているよ

小腸のこうした免疫機能を活発にさせるアクセルの役目が乳酸菌


🔶大腸は胃や小腸と比べて、アルカリ度が高く、有害な細菌が繁殖しやすい環境

ビフィズス菌は、乳酸や酢酸を生成し、腸内環境を弱酸性に保つことで、

有害菌の増殖を抑制

ビフィズス菌は短鎖脂肪酸の生成も

短鎖脂肪酸は、酢酸、酪酸、プロピオン酸などを含み、大腸の運動を活発にし、

腸管を保護する粘液の生成

脂肪細胞への脂肪蓄積を抑制し、肥満や糖尿病の予防にも効果がある


答え

乳酸菌は小腸で働き
ビフィズス菌は大腸で働く

サプリメントのカプセルが粗悪だと溶けなくて
乳酸菌が小腸で働かないからね

消化力が弱い人も同じ

SIBOの人は小腸で菌の異常発酵がおこり悪化する
菌をとれば良いわけではない

個体差があるからね🌟

 

 

SIBO(シーボ、Small Intestinal Bacterial Overgrowth、小腸内細菌異常増殖)とは、
小腸で細菌(バクテリア、bacteria)が異常に増えすぎることによって
お腹の張りやゲップ、胃酸の逆流、下痢や便秘など多くの不調をひき起こす病気のことです。
2023/01/31
 
 

 

 

腸内細菌がSIBOをひき起こす原因

SIBOをひき起こす細菌は、身体の外から入り込んでくるような特別なものではありません。

実は、腸内細菌は本来あるべき位置に生息(せいそく)※していないと、

かえって私たちの身体にとって負担となることがあるのです。

 

ここで小腸のことを少しおさらいしておきましょう。 

小腸は、長さ6mほどの消化器官で、胃の次に食べ物などが通過します。

主に食べ物や薬の消化吸収をおこなう役割を担っており、細かく分けるとさらに3つの呼び方で構成されています。

 

胃に近い方から十二指腸、空腸、回腸です。

 

腸内細菌は、胃から離れて大腸に近づくほど数は増えるものの、

通常は小腸にはほとんど生息していません。

ここに何らかの原因で小腸にいないはずの腸内細菌がすみ着き

異常に増えすぎると、

食べ物の分解や発酵によりガスが発生して様々な不調を

ひき起こす原因になるのです。

※生息(せいそく):腸内細菌の場合は棲息とも記し、ヒト以外の生き物がそこで生活することを示す

 “SIBO”を放っておくと、なぜ危険?

小腸の中に腸内細菌が生んだ多くのガス(水素、メタン、硫化水素など)があると、

胃が圧迫されて胃酸が逆流したりおなかが張りやすくなったりします。

また、健康に配慮してアミノ酸やビタミン、ミネラルなどの栄養素を摂っても、

きちんと吸収できていないかもしれません。

 

そして、腸内環境がわるくなると下痢や便秘などの便通異常にもつながりやすくなります。

さらに、腸内細菌のバランスが崩れることで“エンドトキシン”※が過剰に発生し、

慢性的な炎症をひき起こして脂肪肝や肥満、耐糖能異常※につながるリスクにも。

 

加えて、免疫機能のおよそ7割を占める腸が影響を受けることで感染症にかかりやすくなるばかりか、

睡眠の質や認知機能の低下、自律神経の乱れといった“脳腸相関”からひき起こされる合併症にも注意が必要です。

 

単なるおなかの病気と捉えていると思わぬ不調や合併症をまねく可能性があるため、

このような症状をひき起こす前に、医療機関で検査や診察を受けて対処するようにしましょう。

※エンドトキシン:内毒素とも呼ばれる。多くの腸内細菌が該当するグラム陰性菌の菌体を構成する成分リポ多糖(LPS)のひとつ。

※耐糖能異常:インスリン分泌が低下して脂肪組織でのインスリン抵抗性が高まることで、

空腹時の血糖値が下がりきらなくなる状態を示し、これを放置すると糖尿病を発症する確率が高まる。

今日からできる!“SIBO”予防

SIBOを発症する原因には、小腸で腸内細菌が過剰に増えすぎる直接的なものに加え、間接的なものもあります。

間接的なものでいうと、肥満であることや脂肪分の多い食生活で腸内細菌のバランスが乱れて発症するということは

明らかでしょう。

 

また、腸の収縮運動(MMC、migrating motor complex)における機能低下や、

大腸から小腸へ細菌が逆流するのを防ぐ“回盲弁”の不調、胃酸や胆汁の分泌が少ないなどといった、

何かしらの異常がかくれている可能性もあります。

したがって、自分で判断して胃酸止めの薬を乱用したり、おなかの張りを抑える薬でごまかしたりしていると、

症状が悪化し治療がスムーズにいかなくなることもあるので注意しましょう。
ただし、今、すべての原因が解明されている訳ではありません。

予防するためには、まずは暴飲暴食を控えて腸内環境を整えておくこと。

そして、不調があれば医療機関を受診するようにし、むやみに自己判断で薬を使いすぎないようにすることが大切です。