内閣府タスクフォース資料に中国企業の“透かし”が…民間構成員提出資料か「今後は対策強化」河野大臣表明

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再生可能エネルギー導入をめぐり、規制の見直しを目指す内閣府のタスクフォースに提出された資料の一部に、

中国国有の電力企業のロゴマークの透かしが入っていることがわかった。 

 

透かしが入っていたのは、3月22日と2023年末に開催されたタスクフォースに提出された資料で、

中国政府直轄の企業名などが確認できる。

 

 所管する内閣府の規制改革推進室は、「タスクフォースの民間構成員が提出した資料だ」としたうえで、

本人に確認したところ、「自身が事務局長を務める財団法人が行ったシンポジウムに、この中国企業の関係者が登壇した際の資料の一部を使用したところ、ロゴが残ってしまっていた」と説明しているという。

 

 財団は、「中国政府・企業とは人的・資本的な関係はない」としているが、内閣府は、確認を取るとしている。

 河野規制改革担当相は、「チェック体制の不備でお騒がせしたことについて、今後は対策を強化し同じようなことが起きないよう徹底していきます」と述べた。