ゴキブリの一部分と見られる異物が混入 マルコメが「プラス糀生みそ糀美人」10万点余りを自主回収 製造ラインの点検では混入経路の特定には至らず

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長野市に本社を置く「マルコメ」は、製造販売した味噌にゴキブリの一部分と見られる異物が混入していたとして自主回収を始めました。 

 

自主回収を行うのはマルコメの「プラス糀(こうじ)生(なま)みそ糀美人(こうじびじん)」で、賞味期限の欄に2024年12月/JRと表記されている製品です。 マルコメによりますと3月8日に客から異物が混入しているとの指摘があり、現物の提供を受けて検査した結果、ゴキブリと推定される虫の一部と判明しました。 回収対象のみそは、長野市の本社工場で2024年に入ってから製造されたもので、外部の専門企業による製造ラインの点検では混入経路の特定には至らず、異物の混入は「多発的ではない」としています。 これまでに健康被害の報告はないということです。 回収対象となった製品は、全国に10万7000個あまりが出荷されています。 マルコメでは専門のフリーダイヤルとサイトを設けて回収に対応しています。