【うつ病と疲労の関係性】ヒトヘルペスウイルス6型とうつ病の発症のメカニズムとは
うつ病と疲労の関係性について

うつ病は、ココロの風邪とも呼ばれるように、ココロのストレスや不調から発症するメンタルの疾患です。

このようにストレスに関連した疾患でもあるために、現代の社会では多くの人たちがかかる可能性があり、10人に1人が生涯うつ病にかかるとの報告もあるほどです。

うつ病の脳科学的な原因については、まだまだはっきりと分かっていない事も多く、また「ちょっと休めば治る」「うつ病は気のせい」などと誤解をされてしまう場面も多いのがうつ病の注意点かもしれません。

しかし、最近の研究でうつ病の発症や悪化にヒトヘルペスウイルス6型:HHV-6が関連しているのではないかという事が分かりました。

ここで、ヒトヘルペスウイルス6型:HHV-6型とうつ病との関連について解説をしてゆきます。

うつ病の原因とは、遺伝や環境因子だけではなく、ストレスホルモンの影響による神経構造や役割の変化であると考えられている

うつ病には、遺伝要素や幼少期の生活背景などの因子の影響も大きいと言われており、このような環境要因がセロトニンの受容体の感受性を左右するのではないかといった論文や研究も数多くあります。

また、そのような生まれながらの環境因子だけではなく、ストレスや疲労に伴う、グルココルチコイド:コルチゾールという「ストレスに対して迎えうつためのホルモン」が「慢性的な疲労やストレス」では継続的に出てしまうために、「脳神経の構造や性質」を変化させてしまい、不安や憂鬱な気分といった感情面を強くしてしまったり、抑うつ気分や無気力といった行動の面へも影響してしまうのではないかといわれています。

実際に、うつ病患者の脳では海馬が萎縮したり、神経新生が抑制されていたり、神経細胞や構造の変化が生じていると報告がなされています。

【今回の新たなうつ病の原因】うつ病にはHHV-6型のヒトヘルペスウイルスの感染も関連していた

うつ病と疲労との関連は昔からよく知られるものです。しかし、その背後にはヒトヘルペスウイルスの感染も関係していることが最近の研究から分かりました。
ヒトヘルペスウイルスってなに?

ヘルペスウイルスとは、ウイルスの一種です。口唇ヘルペスなどの単純ヘルペスといわれる皮膚のヘルペスウイルスも有名ですが、幼少期にほぼすべての赤ちゃんがかかって高熱を出し、解熱時に体の一部に発疹を呈すると言われている、あの突発性発疹も実はヒトヘルペスウイルスが原因なのです。

今回は、この突発性発疹の原因となるヘルペスウイルスの6型という、HHV-6型ヒトヘルペスウイルスがうつ病と関連していると報告されたのです。

HHV-6型ヒトヘルペスウイルスは、疲労に応じてウイルス量が増加する

HHV-6型ヒトヘルペスウイルスにかかって、突発性発疹を起こして回復してもこのヘルペスウイルスは、人の唾液や脳細胞に潜伏して、疲労やストレスの状況に応じて活性化しウイルス量が増えたりと変動を来すのです。

どうして疲労時に活性化するかというと、疲労時に宿主の危機がせまっていると感じ、別の宿主に移動をしたり感染をしようとして、ヘルペスウイルスは増幅します。また、疲労では宿主の免疫力や体力の低下を招くので、ウイルスも再賦活化しやすい環境にもなります。

ヘルペスウイルスとうつ病との関連

ヘルペスウイルスとうつ病の関連を報告したのは、東京慈恵会医科大学の近藤一博教授です。唾液の中に潜んでいるHHV-6型ヘルペスウイルス(ヒトヘルペスウイルス6型)のうつ病と関係していることを発見したのです。
ウイルスが活性化されるとSITH-1という遺伝子が強く働く

HHV-6ヘルペスウイルスが脳に感染し、疲労などによってウイルスが活性化されるとウイルスの持つ「SITH-1」という遺伝子が強く働いてタンパク質が生成されることが近藤教授らの研究により分かりました。

実際に、マウスの脳でこのSITH-1遺伝子を強く働かせたところ、嗅球のアポトーシスだけではなく、海馬の神経新生の抑制などうつ病によく似た神経変化がマウスに見られるようになりました。

SITH-1遺伝子の活性を調べるために、人の「抗体」を用いて検査

また、人で、このSITH-1の存在について確認をするために、うつ病の患者84人と健康な人82人の血液でSITH-1の活性化したタンパクが存在しているかどうかを調べるために、「抗体」を調べたところ、健康な人では24.4%しかSITH-1の活性化したタンパクが働いていなかったのに対し、うつ病の患者では79.8%でSITH-1の活性化が強く影響していることが分かりました。

このように、赤ちゃんの突発性発疹の原因になるHHV-6型のヒトヘルペスウィルスはストレスや疲労によってより、うつ状態へとつなげるものであることが最近の研究によって明らかにされたのです。

【うつ病の原因や診断・治療について】更なる研究の動向

これまでは医師の問診でしか診断できなかったうつ病が、もしかしたらうつ病を引き起こす活性型のSITH-1の抗体の量の測定など、より客観的な検査がうつ病の診断指標として用いられるようになるかもしれません。

うつ病のメカニズムが更に紐解かれることで、病気に対する正しい理解が進んだり、治療法や検査・診断方法の進化を遂げる可能性に期待が持たれます。



 

 新型コロナワクチンを接種すると、脳に影響を与え、精神病を引き起こすのだろうか? 症例が多数ある。


2023年12月

シンガポールの47歳男性は、ファイザー社製mRNAを3回接種したが問題はなかった。4回目にモデルナ社の2価mRNAを接種。


3日後、彼は気分の高揚、易刺激性の増大、精神運動性の激越(非常に強い不安と落ち着きのなさを示す)、エネルギーの増大、睡眠欲求の低下、注意散漫の増大、誇大性、仕事と家族に関する妄想が生じたと報告した。彼はSTEM教育機関にいたが、働くことができなくなった。精神病と躁病と診断された。


ファイザー社またはモデルナ社の新型コロナmRNAワクチンを3回、2回、または1回接種したことにより、精神病または躁病になった症例が、文献に少なくとも16例発表されている。


以下はその例の一部である。


2022年

37歳の日本人男性が、3回目のモデルナ投与を受け、4日後に「競馬で20億円当たった」という誇大妄想を呈した。退院したが、数日後に自宅2階から飛び降り、一命を取り留めた。彼は精神病と躁病で66日間入院した。


2023年

15歳の台湾人男児が、2回目のファイザーを投与され、2 日後に奇怪な行動、ベッドでの祈り、幻聴などで叫びながら、緊急救命室を受診した。


2022年

45歳のアジア系アメリカ人女性が、2回目のモデルナ社のmRNAコロナワクチンを接種し、1ヵ月後に被害妄想、幻聴が出現。


2022年

40歳の白人男性は、2回目のモデルナ社の新型コロナワクチンを接種後、すぐに自殺を促す幻聴が出現した。


2022年

45歳男性が、ファイザー社の新型コロナmRNAワクチン2回目接種後、1ヵ月後に被害妄想、焦燥感、幻聴を呈し、緊急救命室に行き、退院後、トイレで自殺を図った。


2022年

45歳のラトビア人男性が、2回目の新型コロナmRNAワクチン接種をし、1ヵ月後に自殺を含む命令を受け始めたため、ロープを装着して自殺を試みたが、父親に止められた。


2021年

20歳の女性が、ファイザー社の新型コロナワクチン接種直後、幻聴で救急外来を受診し、服を脱いで床で排便。


ほとんどの症例はアメリカ国外で発表されている。外国の医師は、医師会から脅かされる可能性が低く、このような症例を報告し、発表しても免許を剥奪される可能性が低いからだ。


すべての症例が、精神科治療薬で解決するわけではない。後遺症が残るケースもある。


10代の子供が、新型コロナワクチンを注射された後に、精神病を発症することもある。スポーツをするためであれ、大学やカレッジに行くためであれ、子供たちに強制することは医療過誤であり、そのリスクは明らかに可能性のある利益を上回る。


新型コロナワクチンが、精神衛生に及ぼす長期的影響については、誰も研究していない。


ファイザーとモデルナの新型コロナワクチンは、自殺念慮のリスクを高め、自殺未遂を引き起こす。これは論争でも陰謀論でもない。このように広範囲に発表され、十分に文書化されたリスクだけで、これらの有毒な新型コロナmRNAワクチン製品は、市場から撤去されるべきである。