ホワイトハウスが🇨🇳から米国に輸入されるコネクテッドカー(比亜迪(BYD)等の今後の主力商品)を国家安全保障にリスクを齎す可能性があるので調査を開始すると発表

ガッツリ制限を課す可能性が出て来ました。
🇨🇳の自動車が「運転手や同乗者に関する大量の機密データを収集し、定期的にカメラやセンサーを使って米国のインフラに関する詳細な情報を記録している」為だとホワイトハウスは述べています。

🇨🇳車輛は「遠隔操作で操縦したり無効にしたりできる」為、調査は自律走行車についても行います。

バイデンはこの取り組みについて「中国のような懸念のある国から来た自動車が、我々の国家安全保障を損なわないようにする為の前例のない行動だ。中国の政策は私達の市場に自動車を氾濫させ、国家安全保障にリスクを齎す可能性がある。私の目の前でそのような事をやらせるつもりはない」と述べています。
https://reuters.com/business/autos-transportation/us-says-investigate-national-security-data-risks-chinese-vehicles-2024-02-29/

商務省は中国メーカーのコネクテッドカーの潜在的なリスクについて、60日以内に意見を求め、問題に対処する規制の草案を検討する予定との事。

メキシコ経由の中国製電気自動車の輸入制限も検討開始。

BYDは「自動車の100%がインターネットに接続して初めて市場が成熟期を迎えたと言える。インテリジェントコネクテッドカーの未来最強!!」と張り切っていましたので悲報です💁‍♀️
https://36kr.jp/34932/

 

 

🇨🇳自動車に対して2/29に出されたホワイトハウスの公式声明

アメリカの自動車メーカーと自動車労働者は世界最高である。象徴的なビッグスリーとアメリカの自動車労働者は、品質と革新性において世界をリードしている。ダイナミックな自動車産業は米国経済にとって不可欠である。
 
中国は不公正な慣行を用いるなどして、将来の自動車市場を支配しようとしている。

最近の殆どの自動車は「コネクテッド」であり、車輪のついたスマホのようなものだ。これらの車は、私達の電話、ナビゲーション・システム、重要なインフラ、そして車を製造した企業と繋がっている。

中国製のコネクテッド・カーは、私達国民やインフラに関する機密データを収集し、そのデータを中華人民共和国に送り返す可能性がある。
これらの車両は、遠隔操作でアクセスされたり、使用不能にされたりする可能性もある。
 
中国は、米国製自動車やその他の外国製自動車の中国国内での運用に制限を課している。何故中国のコネクテッド・カーが、セーフガード無しに我が国で運用されなければならないのか。
 
そこで本日、私は中国のような懸念のある国から米国の道路を走る自動車が、我が国の国家安全保障を損なうことのないよう、前例のない措置を発表する。

私は商務長官に対し、懸念される国々からの技術を使用したコネクテッド・ビークルに関する調査を実施し、リスクに対応する為の行動を取るよう指示した。
https://whitehouse.gov/briefing-room/

 

 

ホワイトハウスは水曜日、中国やロシアを含む「懸念国」への米国人のデータ販売を阻止する為の大統領令も出しました。

・中国、北朝鮮、ロシアなどが米国の商業データブローカーを通じて米国人に関する機密情報を購入する事を阻止

・ホワイトハウスは個人識別情報、正確な位置情報、米国に対するサイバー攻撃、スパイ活動、脅迫活動を行う為の重要なツールである生体認証などの機密データが「懸念国」で収集されていると指摘

・今回の規制対象となる情報カテゴリーには、健康データや財務データ、正確な位置情報、「政府関連の特定の機密データ」など
https://wired.com/story/biden-da

 

 

中国および香港に本社を置く、電気自動車(EV)およびEVに使用されるバッテリーに携わる企業銘柄のETF、グローバルX チャイナEV&バッテリー ETFを見てみると、、、去年夏に1030円位だったのが今は770円位に。

現在、中国政府が売却させないようにしながら、資金をやりくりし投入しているので微妙に上げてますが、こうした米国の制裁が本格化すると更なる急降下が待っているかもしれません。
https://globalxetfs.co.jp/funds/2254/index.html