倉田真由美氏、櫻井よしこ氏の戦争発言に「若者を戦場に行かせる者とこそ、戦うべき」
漫画家の倉田真由美氏が22日、X(旧ツイッター)を更新。ジャーナリスト櫻井よしこ氏の戦争に関する投稿を受け、自身の考えをつづった。
櫻井氏は19日、自身のインターネットテレビ番組の内容を紹介する際に「『あなたは祖国のために戦えますか』。多くの若者がNOと答えるのが日本です。安全保障を教えてこなかったからです。元空将の織田邦男教授は麗澤大学で安全保障を教えています。100分の授業を14回、学生たちは見事に変わりました」などと投稿し、物議をかもしている。
倉田氏は櫻井氏の発言を紹介した一般ユーザーの投稿を貼り付け、「戦争の話になると『自分は国に為に戦う』と勇ましげなことをいう人が必ず出てくるし、それを賞賛する人もいる。しかし戦争は、そういう人たちだけでできるものではない。赤ん坊であろうと全員が巻き込まれる。必ず犠牲になる。子どもに国を守ることを美徳と教え込み、若者を戦場に行かせる者とこそ、戦うべきである」と、戦争反対の立場をあらためて示した。
続く投稿では「既に戦争をする気前提の人って怖すぎる」とし、「何が何でも避けなきゃいけないことでしょ。『攻められたら~』とかいう過程もよく見るけど、そうならないように関係を積み上げていくのが外交でしょう」と訴えた。
戦争の話になると「自分は国に為に戦う」と勇ましげなことをいう人が必ず出てくるし、それを賞賛する人もいる。
— 倉田真由美 (@kuratamagohan) 2024年1月22日
しかし戦争は、そういう人たちだけでできるものではない。赤ん坊であろうと全員が巻き込まれる。必ず犠牲になる。… https://t.co/0bkCZFCW8t
日本を一番簡単に制圧できるのは米国。でも誰も米国が攻めてくるとは思っていない。それは「米国は仲良し(飼い主)だから」という関係性の問題でしかない。ウクにしろパレスチナにしろ、何年も前から火種があって犠牲がたくさん出ていた上で戦争は起きた。火種を起こさないこと、犠牲を出さないこと、国…
— 倉田真由美 (@kuratamagohan) 2024年1月22日