《ベルツの実験》
— syounan.tansuke (@STansuke) 2024年1月20日
この体力はいったいどこから来るのだろう?
ベルツは驚いて車夫にその食事を確認したところ、
「玄米のおにぎりと梅干し、味噌大根の千切りと沢庵」という答えだった。
聞けば平素の食事も、米・麦・粟・ジャガイモなどの典型的な低タンパク・低脂肪食。もちろん肉など食べない。1/ pic.twitter.com/maQ4gUHMZt
《ベルツの実験》
この体力はいったいどこから来るのだろう?
ベルツは驚いて車夫にその食事を確認したところ、
「玄米のおにぎりと梅干し、味噌大根の千切りと沢庵」という答えだった。
聞けば平素の食事も、米・麦・粟・ジャガイモなどの典型的な低タンパク・低脂肪食。もちろん肉など食べない。1/
彼からみれば相当の粗食だった。
そこでベルツは、この車夫にドイツの進んだ栄養学を適用すればきっとより一層の力が出るだろう、ついでながらその成果を比較検証してみたいと、次のような実験を試みた。2/
彼はドイツの栄養学が日本人にはまったくあてはまらず、日本人には日本食がよいという事を確信せざるをえなかった。また彼は日本人女性についても「女性においては、こんなに母乳が出る民族は見たことがない」とももらしている。3/
西欧人から見れば粗食と見える日本の伝統食が、実は身体壮健な日本人を育てる源泉だったという証左は枚挙にいとまがない。4/
例えばフランシスコ・ザビエルは1549年(天文18年)に、「彼らは時々魚を食膳に供し米や麦も食べるが少量である。ただし野菜や山菜は豊富だ。それでいてこの国の人達は不思議なほど達者であり、まれに高齢に達するものも多数いる」と書き残している。5/
エドワード・S・モース(1837~1925)も1877年(明治10年)から都合3度来日しており、次は彼の記録「日本その日その日」からの引用 6/
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— syounan.tansuke (@STansuke) 2024年1月20日
中国の薬学書「本草綱目」を独学で学び、知識を持ち生活に取り入れていたそうです。
— veda (@w3SiHRMgXh2Pt8e) 2024年1月19日