https://twitter.com/jhmdrei/status/1689041294855655424?t=cC8cGULSDcVpdCnO3Gn4Dw&s=19 

 

先進国で定期接種されている新生児、乳児、5歳未満のワクチン接種量と死亡率との関連 

概要

はじめに


2011年、我々は2009年のデータを用いて、最も先進的な国の中で、乳幼児に最も多くのワクチン接種を必要とする国は、乳幼児死亡率が最も低い傾向にあることを示す研究を発表した(r = 0.70、p < 0.0001)。

それから12年後、我々は2019年のデータを用いて最初の研究を再現した。線形回帰分析により、最初の論文で報告された正の傾向が裏付けられた(r = 0.45; p < .002)。ここでは、新生児死亡率および5歳未満児死亡率に対するワクチンの効果を検討するために、分析の幅を広げた。


結果


2021年のデータセットにおいて、各国が必要とする新生児ワクチンの接種量を線形回帰分析した結果、新生児死亡率(r = 0.34、p = 0.017)、乳児死亡率(r = 0.46、p = 0.0008)、5歳未満死亡率(r = 0.48、p = 0.0004)と統計的に有意な正の相関が認められた。2019年のデータでも同様の結果が報告された。


2021年のデータを用いたTukey-Kramerの事後検定では、新生児ワクチン接種が0回の国と2回の国の平均新生児死亡率、平均乳児死亡率、平均5歳未満死亡率の間に統計学的に有意な差があることが示された。新生児にワクチンを接種しなかった国と2回の接種を必要とした国の平均乳幼児死亡率の間には、出生1000人当たり1.28人の統計的に有意な差があった(p < .002)。


2019年と2021年のデータを用いて、18の分析(12個の二変量線形回帰と6個のANOVAとTukey-Kramer検定)のうち17個が統計的有意性を達成し、先進国が必要とするワクチン接種回数と乳児死亡率の間に正の関連があるという我々の最初の研究で報告された知見を裏付けた。


結論


先進国の死亡率と、日常的に接種されている幼児期のワクチン接種回数との間には、統計的に有意な正の相関がある。現在のワクチン接種スケジュールが意図した目的を達成しているかどうかを確認するために、本研究で得られた仮説のさらなる調査が推奨される。


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