【速報】まるで"水柱"…北海道で大量の水蒸気が突然噴き出す ケガ人の情報なし 蘭越町の地熱発電所


北海道の蘭越町で6月29日、地熱発電の施設の近くで、「山から煙みたいなものが出ている」と目撃した人から通報がありました。

 SNSなどの写真によりますと、地面から大量の水蒸気が"水柱"のように上空に舞い上がっている様子が確認されています。

蘭越町役場によりますと、昼過ぎに噴出を確認し、職員が現場に向かっているということです。

 またニセコ町によりますと掘削工事中に地熱ガスと蒸気が噴き出したということです。

これまでにケガ人などの情報は入っていないということです。

 北海道では2022年8月8日、長万部町の神社の敷地内でガスとともに水が噴き出し、巨大な水柱が現れ、9月26日に噴出が止まったことがありました。


そばで地熱発電の掘削やっていませんか?↓↓↓
北海道蘭越町の山中で29日午前、地熱発電に向けて行っていた掘削工事中に水柱が噴き上がり、工事を行っていた会社が噴出を押さえる作業を行っています。

はい!バッチリやってますね。
スクショも撮りました。


はい!地下をほじくったり
地下に埋めたりすると
色々なことが起きますからね。↓↓↓
スイス地熱発電の行方

 チューリヒで行われている地熱発電のボーリング 
Keystone

12月15日、バーゼルの地熱発電プロジェクトの工事が原因で起こった地震に対する裁判が始まった。

裁判の結果とは関係なく、スイスにおける地熱によるエネルギー利用計画の根本的な検討はこれからが本番だとみる専門家は多い。
2009/12/17
7
裁判となったマグニチュード3.4の地震は、2006年12月8日に起こった。バーゼル市民がいまも忘れることのできない出来事だ。

個人に対する訴訟

地震の被害はバーゼル市内クラインヒュニゲン ( Keinhünigen ) 地区の地下奥深くにある地熱を利用するプロジェクト「ディープ・ヒート・マイニング ( Deep Heat Mining ) 」が、60メートルの長さのボーリングで地下を掘り進めて行った際に発生した。物的被害はあったものの、けが人などは出なかった。

ボーリングはライン川の岸辺付近で行われ、
地下5000 mの岩を水圧で砕き、水温を200度まで上げて、電気や暖房にそのエネルギーを使う方法が試されていた。
裁判の被告は「ジェオサーマル・エクスプローラーズ ( Geothermal Explorers Ltd. )」 のプロジェクトリーダー、マルクス・ヘーリング容疑者。地下シミレーションで故意に地震を発生させ被害を出すことも厭わなかったという疑いが掛けられている。しかし、スイス地熱協会 ( Schweizer Vereinigung für Geothermie ) のロラント・ヴィース会長は訴訟が個人に対して行われていることは全く理解できないという。
「州政府を始め各方面から支えられているプロジェクトに対し、個人が訴訟されているのは驚かされる」

プロジェクト自体悪意のあるものではないとヴィース氏は続ける。
「ディープ・ヒート・マイニング」は結局、期待されるものは得られなかったという結果に至った。また、同等のプロジェクトで発生する地震より、大きな地震が起こったというリスク調査結果も出た」
12月初旬に発表となったリスクの公的調査の結果から、地震後中断されていたボーリングは、バーゼル市議会の即断で完全中止に追い込まれた。

イメージダウン

「計画中止になるなら、地熱発電にとっては、悪いニュースだ」
と残念がるのは、ヌーシャテル州大学の地熱発電専門家エヴァ・シル教授だ。
「バーゼルのプロジェクトは勇気あるものだった。地下5キロメートルで使える技術であることが分かったが、まだ何か小さな問題があるということだ」
と言う。

「地熱発電はまだ初期段階にある。始めは大きな進歩もあるが、逆風もある」バーゼルの地震で地熱発電全体がイメージダウンとなることは、間違っているとシル教授は残念がる。
「石油産業では、ボーリング8回のうち当たるのは1回だけ。スイスの地熱発電は、よっぽど効果的だ」
と語り、スルツス・フォレ ( Soultzsous-Forêts ) でこれまで20年間、同じ方法で成功しているという例を挙げた。

経験から学ぶこと

シル氏もヴィース氏も今回の経験から学び、先を見ることだという意見で一致する。地熱発電がスイスのエネルギー政策の将来に大きなチャンスを与えてくれるものだと、2人は確信しているからだ。シル氏は地熱発電の中でも、ハイドロ地熱発電方式がスイスには適しているとみる。掘る深さが比較的浅く、既に自然界に存在する深層地下水を掘り出す方法で「技術的に難しくない」上、地面を揺さぶる必要もないからだ。

ヴィース氏もハイドロ地熱発電が有望だという意見だ。そのためには、地下、地面の状態や住宅のある位置など、適切な土地を選ぶ必要があるという。
「地面がどのように動くのか、地下の性質をより良く知らなければならない」
と言う。スイスの地下奥深くのことは、まだよく分かっていない。地下3キロメートル以上のボーリングはスイスでは9カ所しかされていない。「スイス全土で9カ所の針の穴だ。もっとよく知らなければ」とヴィース氏は確信する。

ジレンマ

その適切な土地だが、バーゼルは深くボーリングする地熱発電に理想的な条件が整っていた。「地震が起こるような土地なので、地下は浸透度が高い。こうした条件はプロジェクトに適していた」
とシル氏。これを踏まえバーゼルの郊外リーエン ( Riehen ) の深さ1.5キロメートルの地熱プロジェクトは「全く地震を起こすことなく達成できたはず」

地熱発電計画は現在、電力会社の支援を受けている。エネルギー配給会社の「エレクトラバーゼルラント社 ( Baselland Elektra ) 」は12月初旬、ほかの同業者と協力し、地熱発電研究所のようなものを作りたいと発表した。ヴィース氏もシル氏もこの動きを歓迎している。

クリスティアン・ラウフラウブ 、swissinfo.ch
( 独語からの翻訳、佐藤夕美 )


地熱とは地球内部の熱のことで、この熱でつくられている地下の熱水や蒸気を地上へくみ上げて、火力発電と同じように、発電機につながったタービンを回します。 地熱発電は、安定した発電ができますが、地熱が使える場所の近くには火山や自然公園などがあることが多く、新しい発電所をつくれる場所は限られています。


人類による環境破壊に「新タイプの地震」が加わる

海沼 賢


最終更新日 2022/11/15(火)

公開日 2021/12/13(月)


シェールガス・オイルと呼ばれる地下資源は、ある時期から急激に登場した印象がありますが、これは「水圧破砕法(Hydraulic fracturing)」と呼ばれる、掘削方法が開発されたためです。

この水圧破砕法という掘削には、環境に影響するさまざまな問題が指摘されていて、中でも目を引くのが地震を頻発させる可能性です。

カナダ地質調査所(Geological Survey of Canada)の研究チームの新しい研究は、ガス井の近くで遅く長く続く新しいタイプの地震を観測しており、これは人工的に誘発された新しいタイプの地震であると報告しています。

現在、水圧破砕法と地震の因果関係については、数々の研究が報告されています。

人類はついに、地震が頻発するという環境問題さえ抱えるようになってしまったようです。

新しい地下資源の採掘
2006年頃からシェールオイルやシェールガスという単語を、ニュースでよく耳にするようになりました。

シェールは、日本語では頁岩(けつがん)と呼ばれていて、薄片に剥がれやすい性質を持つ泥が固まってできた岩石のことです。

この岩石の層をシェール層と呼び、シェールオイル(ガス)は、このシェール層から回収された地下資源の呼び名です。

「シェール層」からの掘削は、それまで技術的に困難とされていましたが、これを掘削する技術が確立されたことで、一気に世界経済から脚光を浴びるようになり、ニュースでも頻繁に耳にするようになったのです。

このことは「シェール革命」という呼び名で耳にした人も多いでしょう。

その新しい掘削法に含まれる重要な技術の1つが、「水圧破砕法」と呼ばれるものです。


水圧破砕では、1000m以上の水平坑井に大量の水を流し込み岩盤に亀裂を作り出す技術 / Credit:depositphotos

水圧破砕法では、シェール層まで数千メートル深さの坑井(こうせい:いわゆる井戸)を掘り、そこから今度は横に数千メートルもシェール層を貫く水平坑井を彫ります。

そして、その名の通り、大量の水を流し込むことで、水圧よってシェール層に人工的な亀裂を作り出し、これまでとは異なる場所に閉じ込められているガスやオイルを採掘します。

これは非常に画期的な技術でしたが、同時にさまざまな環境破壊を引き起こす問題のある技術でもありました。

それは水と一緒に浸透される化学物質による汚染から、あまりに大量の水を使うために起きる地域の水不足、騒音問題、そして地下深くに大量の水を圧入することで起きる地震発生の懸念です。

人為的な作用で地震が起きる、というのはこれまででは考えられないことでしたが、実際2018年には中国でシェールガスの採掘場近くで、M4.7以上の地震が頻発し、家屋の倒壊や2名の死者が出るという事態が発生しています。

これは水圧破砕によるものと認定され、採掘が中止されています。

シェール採掘が盛んな米国でも、似たような現象は数多く報告されています。

ただ、採掘場から数キロ離れた地域の地震をシェール採掘が引き起こすメカニズムはまだ分かっていないため、業者のほとんどはその責任を否定しています。

しかし、今回の新しい研究は、水圧破砕などの人為的な地層への干渉が、遠隔の地域の地震に関連づく新しい可能性を発見しました。

それは、これまでに見られなかった新しいタイプの地震にあるといいます。

今回の研究は、カナダのブリティッシュ・コロンビア州にある活動中のガス井を取り巻く、8つの地域の地震観測所を使って調査を行いました。

ここでは5カ月間で約350の地震が記録されていました。

しかし、そのうちの約10%が自然発生する典型的な断層破断の地震とは異なっていたのです。

その特殊な地震は、非常にゆっくりとした揺れで、しかも通常は7秒程度で収まる揺れが、10秒以上と長く続いていました。



研究で観測されたブリティッシュコロンビア州のハイブリッド周波数波形地震(EHW)。 / Credit:Hongyu Yu et al.,Nature Communications(2021)

この遅い新しいタイプの地震を研究者は「ハイブリッド周波数波形地震(the events hybrid-frequency waveform earthquakes : EHW)」と呼んでいます。

そして、この地震が採掘場から離れた地域に大規模な地震を誘発されるプロセスの1つである可能性を指摘しています。

このゆっくりとした地震は、水圧破砕によって地中に大量の水が浸透することで、地震エネルギーを放出しないゆっくりとしたすべりが地中に生み出されることで始まります。

このゆっくりとしたすべりは、近くの断層に応力変化を引き起こし、それが蓄積されて大きな地震を引き起こす可能性があるのです。

これは水圧破砕などの、地下への人間の干渉が、大きな地震の誘発に繋がる可能性を示す、最初の証拠だといいます。

シェール採掘自体は、現在採算性の問題から下火になりつつあります。

とはいえ、現在も採掘の続いている地域は多く存在し、それは数千キロ離れた遠い地域の大地震に誘発されて、中規模の地震を起こしやすくなる可能性があるといいます。

また、現在温暖化問題に対して、排出された大量の二酸化炭素を回収して、地中へ貯蔵するという方法も検討されています。

こうした方法も、地中に大量の物質を圧入することになり、これが今後地震の頻発原因になる可能性もあります。

さまざまな問題は、あちらを立てるとこちらが立たずというトレードオフの関係にあります。

二酸化炭素を地中に封印するという方法も、もしかしたら人為的な地震という新たな人類の問題を引き起こしてしまうかもしれません。

こうした今後登場する新しい技術への理解を深めるためにも、今回の研究は重要な意味を持つと研究者は語っています。

人為的な地震被害。それも新たな環境問題になっているのかもしれません。


CSSと地震の問題はアメリカが研究しています


二酸化炭素貯留に地震を引き起こすリスク、米研究


【6月22日 AFP】二酸化炭素(CO2)排出削減のひとつの方法として挙げられている、大気中のCO2を回収して地中に隔離する「二酸化炭素回収・貯留(CCS)」には地震を引き起こす危険性があると、米国の研究者らが警告している。


18日の米科学アカデミー紀要(Proceedings of the National Academy of Sciences、PNAS)に発表された米スタンフォード大学(Stanford University)のチームの報告によると、国連(UN)の気候変動に関する政府間パネル(Intergovernmental Panel on Climate Change、IPCC)は、火力発電やその他の工業排出源による汚染管理法としてCCSは「実現性が高い」としている。


 いまだ大規模なCCSが試みられていない中、スタンフォード大のチームは、膨大な量の液体を長期間地中に貯留する必要のあるCCSは非現実的であるとし、「大陸内部によくみられる脆性(ぜいせい)岩石に大量のCO2を注入することにより、地震が引き起こされる可能性が高い」と主張した。


 論文では、すでに米国において排水の地下貯留と小中規模の地震発生が関連づけられていると指摘。古くは1960年のコロラド(Colorado)州の例、さらにはアーカンソー(Arkansas)州やオハイオ(Ohio)州で昨年発生した地震を例に挙げつつ、「100年から1000年の単位でCO2を隔離することが考えられている地層で同規模の地震が起これば、問題は極めて深刻である」と警鐘を鳴らす。


 この報告に先立ち前週15日、米国学術研究会議(US National Research Council)は、水圧破砕法(ハイドロ・フラッキング)によって地震が発生する可能性は低いが、CCSには「比較的大きな地震事象を誘発する可能性がある」と発表している。(c)AFP/Kerry Sheridan


https://www.afpbb.com/articles/-/2885691?cx_amp=all&act=all 


日本でCSEを盛んにやってますよね。その結果は?↓↓↓


地下に人工的に二酸化炭素を貯めるCO2地中貯留は地震の原因となる?


北極の氷が溶け続けていることについて、科学者たちは過激な解決方法を見出している。そのひとつに、大規模な二酸化炭素の回収・貯蔵(CO2地中貯留、CCS )を行うというものがある。これは、気体として大気中に放出された、あるいは放出される直前の二酸化炭素を人為的に集め、地中・水中などに封じ込めることで、大気に放出されるCO2量を減少させることが可能であるという理論に基づいている。


 現在、火力発電所や製鉄所などの大規模なCO2発生源においてCO2地中貯留が行われている。しかしこの概念は、より多くの問題を引き起こすのではないかと言われている。


テクノロジー評論家のマイク・オルカットは、PNAS誌(Proceedings of the National Academy of Sciences )で、CO2地中貯留(以下CCS)は機能しないと警告している。それだけでなく、地震の引き金となり、温室効果ガスを出すことになると言う。


「炭素隔離は、さまざまな工場が排出する二酸化炭素を地下の地層にポンプで送り込む。そのアイデアは、温暖化現象の原因を大気から遠ざけてそれを軽減しようとするものだ。.しかし、これが大規模に、広範囲にわたって行われる場合には、あまり良いアイデアでるとは言えない。」オルカットは語る。



「石油とガスの業界では既にCCSと同じような技術が使用されており、これらが小規模な地震の原因となっていることは周知の事実である。これにより、米アーカンソー州、オハイオ州、コロラド州とニューメキシコの州境付近で、地震を引き起こした。」




 このアイディアを提案した学者らは、そういったリスクは慎重な「場所選び」で管理できるとしているが、PNAS誌に論文を掲載した、スタンフォード大学の研究者マーク・ゾバックとスティーブン・ゴーリックは、「数十万年の間、浮力流体を保管できる場所を見つけること自体難しい。また、いったん貯留されたCO2は貯留場所に永遠にとどまっているわけではなく、徐々に大気中に漏れ出す可能性がある。」とCCSに否定的だ。


MITの研究者によるモデリング研究では、米国の深部塩水帯水層は、国の石炭火力発電所で発生する二酸化炭素の少なくとも一世紀分は貯蔵することができると推定しているが、この仮説は大規模にはテストされていない。ゾバックらは「貯蔵区域に指定されていくつかの場所は、大量の二酸化炭素を安全に貯蔵できるか疑わしい上に、小規模な地震でもキャップロックにダメージを与える可能性がある」と述べている。また「CO2漏出により、結果的には、貯蔵区域近辺で高濃度の二酸化炭素による中毒や致死の危険性が増加するし、海中溶解では、海中CO2濃度増加により海中生物の死亡率増加といった影響が引き起こされるであろう」とも。


大規模にCCSを行った場合、どれくらいの量の二酸化炭素が漏出するのか、その際、気温・生態系・植生などがどのように変化していくか、それが人間にとってどのような影響を引き起こすかなどは、はっきりと理解されているわけではない。かといって、回収したCO2を宇宙に投棄しようとすれば、現時点では、日本の年間CO2排出量の1%を廃棄するのに、年間100万回(30秒に1回)ほどのロケットの打ち上げが必要になってくるという。


CCSの仕組みがわかるアニメーション映像  

https://youtu.be/R0i6dhEPSwU 


核燃料廃棄物に関してもそうだが、文明発展の代償は、結果的に自分たちに還ってくる大きなツケとなっているようだ。


https://karapaia.com/archives/52101443.html#entry 


鳩山由紀夫氏「北海道の地震はCCSによる人災」はなぜデマなのか?


鳩山由紀夫元首相が、2月21日の北海道厚真町の地震が起きた21分後に「地震は苫小牧での炭酸ガスの地中貯留実験CCSによるものではないか」、「CCSによる人災だ」とツイートしたことが北海道警察によりデマと認定されました。


鳩山氏はデマとの指摘に対し、「決して惑わすつもりはない。客観的な経験に基づいてCCSは地震を引き起こしていると述べた」と反論しています。


 しかし、日頃からデマについて調査している筆者としては、今回のツイートはデマだと思います。


不確かな情報を災害直後に発信するのはデマ

 なぜなら鳩山氏は「事実かそうでないかも分かっていない不確かな情報を、人々が正常に判断ができない災害の直後に発信している」からです。


 鳩山氏が言う「CCSよって地震が引き起こされている」という説は、たしかに存在します(参考:1、2)。


 しかし「今回の北海道地震がCCSによって引き起こされた」かどうかはまだわかりません。それは今から調べることであって、地震直後にわかるようなものではないからです。


 鳩山氏は「論文がある」ことを根拠にしていますが、北海道胆振東部地震と苫小牧CCSの影響を調べた検討報告書では、「圧入地点(深さ約1.0~1.2km)と震源(同37km)が離れていること」、「圧入している堆積層と震源のある基盤岩層は連続性がない別の地層」であることなどを理由に関係がないとしています。


 こちらの報告書を重視するのであれば、CCSは北海道地震と関係がありません。


 このように関係があるとする話と、ないとする話の両方が存在しています。そのなかで苫小牧CCSが今回の地震を引き起こしたかどうかは、これから時間をかけて調査していくべき話です。


 にもかかわらず鳩山氏は、「今回の地震はCCSによるものではないか」、「CCSによる人災だ」とツイートしています。


 災害直後で人々が混乱している状況のなか、たとえ善意からであっても不安を煽る発言はデマと認定すべきです。


「長岡のCCSは中止になった」は間違い

 また、鳩山氏はデマと認定されたことへの反論ツイート内で「国会論戦で中越地震・中越沖地震はCCSによって引き起こされた可能性があるとされ、長岡のCCSは中止となった」とも語っています。


こちらに関しては、明らかに間違っています。


 というのも長岡のCCSは2005年1月11日をもって、予定されていた1万トンの圧入を終了しているからです。


 長岡のCCSは2003年7月7日より圧入が開始され、2004年10月23日に発生した新潟県中越地震で商用電源を喪失したことで圧入が自動停止されました。その後、12月6日より圧入を再開。2005年1月11日に予定していた貯留量1万トンを達成したため、圧入運転を終了しました。


 つまり予定の貯留量を達成したため終了したのであって、中止ではありません。


 なお、新潟県中越沖地震が発生したのは2007年7月16日と、CCSの圧入終了から約2年半後であることも書いておきます。


 時系列にするとこうです。


2003年07月07日:圧入開始

2004年10月23日:新潟県中越地震発生、圧入停止

2004年12月06日:圧入再開

2005年01月11日:予定の貯留量1万トン達成、圧入終了

2007年07月16日:新潟県中越沖地震

 「中越地震・中越沖地震はCCSによって引き起こされた可能性があるとされ、長岡のCCSは中止となった」では流れが合いません。


 おそらく鳩山氏のなかでは「地震はCCSによるもの」との考えが固まってしまっています。


 それはそれで個人の考えなので構わないのですが、人々のためを思って行動しているのであれば災害直後に不安を煽ったり、調べればすぐにわかるような誤った情報を流すことはやめて欲しいところです。


https://news.yahoo.co.jp/byline/shinoharashuji/20190225-00116066 

CSS利権の関係なんでしょうかね?


直ぐに陰謀論とかデマにされちゃいますが(笑)

そしたらアメリカの研究も陰謀論とかデマになりますよね?(笑)


自分の分からないことであれば、しっかり調べないといけませんね。アホン人は、自分で調べもせずに、いんぼーろーん!ってレッテル貼りしますけど、それは、分からないからが殆どなんですね。水戸黄門の印籠じゃないんだから、やめて欲しいですよね。うましか加減が余計に目立つだけですから。