入院・入所拒否し29人コロナ「治癒」 ペットの世話や仕事理由に 奈良

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「家にペットを置き去りにできない」「仕事の都合がある」――。新型コロナウイルスへの感染が判明し、奈良県などから医療機関への入院や療養施設への入所を求められたにもかかわらず、こうした理由で入院・入所を拒否し、「治癒」した人が県内で29人(22日時点)いたことが、県への取材で分かった。 

 

県では新型コロナ感染者の自宅療養は認めておらず、全員、入院・入所させている。ところが、2020年1月から今月22日までに、29人が入院・入所の要請を拒否。県によると、自宅で飼っている犬や猫などペットの世話を理由に挙げる人が大半だったが、自営業などで仕事上の都合を理由にした人もいた。保健所などからの電話に出なくなり、職員が自宅を訪れて説得した人もいたという。  29人はいずれも、県が病床や療養部屋を用意し、繰り返し入院・入所を求めても拒否を続け、退院基準(発症から10日経過など)を満たした。県によると、20年10月以降の感染拡大「第3波」が始まって以降、拒否する人が増えたが、入院拒否者への罰則などを盛り込んだ感染症法改正案が国で検討されていることが明らかになって以降、拒否する人はほぼいなくなったという。【久保聡】 

 

 

 

 

テレビは重症化で煽り立てていますが

ワクチンも治療薬もいりません

治ってしまうのです。