自民・二階幹事長 “買収に使われていない”との認識
去年の参院選をめぐる河井案里参議院議員の地元議員らの買収疑惑について、自民党の二階幹事長は、党本部が河井陣営に振り込んだ1億5000万円は買収に使われていないという認識を示しました。
「党内で定めた支給基準の手続きに従って政治資金を交付している」(自民党 二階俊博幹事長)
二階氏は、去年の参院選で河井案里議員と夫の克行前法務大臣が地方議員らに金を配った疑いが持たれていることをめぐり、党本部が陣営に振り込んだ1億5000万円は買収の資金には使われていないという認識を示しました。
二階氏は、交付金は「党勢拡大に伴う広報紙の配布費用にあてたと報告を受けている」としたうえで、「公認会計士が厳重な基準に照らし、各支部の支出をチェックしている」と強調しました。(17日21:28)