その後、地震らしい地震は、昨日の、薩摩西方沖M6.0程度
 http://www.jma.go.jp/jp/quake/20200503115912495-03205438.html

 「また外れか?」と思ってる読者が大半だろうが、ラドグラフのデータでは、大変なことが起きている。
 5月4日0時に、いきなり22ベクレル㎥まで急収束したのだ。
 以下は過去1週間の経過 (クリックすると全体画像が出ます)


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以下が過去1年の経過


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平均値37ベクレル㎥だった東大阪ラドンデータが、10月初旬から上がり始め、年末には、実に90ベクレル㎥まで上昇した。これは過去に一度も例がない。
 次に、4月24日、とうとう半年以上も続いた異常高値が収束したため「爆縮現象」と判断し、冒頭の警報を書いた。

 数日中にM7クラスが起きるものと見ていたが、何も起きていないように見える。
 ところが、4月24日に収束を始めたデータが、元に戻らずに、逆に、どんどん収束下降を続け、本日未明、とうとう22ベクレルまで落ちてしまった。
 平均値から15ベクレルも下落した超異常値で、いわゆる「爆縮」現象のなかでも、もっとも危険で深刻なレベルになった。

 「爆縮現象」というのは、大きな地震が起きる前に、常時計測しているガンマ線値が突然、下降収束する現象のことで、発見者は、JA7HOQ、元仙台高専教頭の小林康晴氏である。
 なぜ、このような現象が起きるのかと考えると、一般的環境でのガンマ線の大半を占めるのが、K40=1461KeV と、ラドン222の娘核種であるBi214=609KeVだが、このうち、Bi214がラドンの減少とともに失われるからと推量している。 

 宇宙線ジャイアントパルスの影響は数十分単位の変動、ラドンは日単位であることが多い。
 地震発生前に「嵐の前の静けさ現象」が起きるのと同じメカニズムで、前兆放射の収束が起きると考える。

 つまり、ガンマ線爆縮とラドン爆縮は、いずれも同じ原因で、大きな地震の前に収束する可能性がある。
 環境放射線の変動は、おそらくラドン222と220の濃度変化に依存している可能性がある。

 そこで、一週間何も起きないものの、さらに警告を繰り返す必要を感じた。
 経験的な(勘に近いが)収束と地震の規模でいえば、今回の半年の異常値から、発生する地震はM8を超える疑いがある。

 そこで、他の情報と整合性を調べて見ると、あった。

 台湾の著名な地震予知研究者が、5月中旬に日本列島でM8クラスの発生を予告していた。
 https://ameblo.jp/aries-misa/entry-12594454661.html

 以下引用

  5月2日にギリシャでM6.6の地震が発生しましたが、それを予知していた人がいました。台湾「地震予測研究所」の林湧森所長です。
 私が予測した通り、M6.6の地震はギリシャで起こった⬇︎
 林湧森氏は、ホームページ、フェイスブックやツイッターなどのSNSで地震の発生予測を発信されています。

■ 台湾地震予測研究所

 台湾や上海に観測計を設置して電磁波を測定し、地震が起こる前に観測された電磁波の波形と比較して、地震の発生場所・規模・期間などを予知しているのです。
 なんと、彼はこれまで数々の地震を予知していた方だったのです。

■ 不思議探偵社より

 2016年4月14日に熊本地方を震源とする熊本地震(M7.3)が発生しましたが、その4日前に「3日以内に南日本か台湾でM6.3の地震が起きる」と予知していました。

 2016年2月6日に台湾南部・高雄を震源とするM6.6の台湾地震が発生しましたが、その2日前に「7日以内に台湾北部、日本、アラスカ、ロシアでM6.5以上」という予知をされており、ズバリ的中となりました。

 2016年1月24日にアメリカアラスカ州南部に位置するアリューシャン列島でM7.1の大地震が発生。
 同月3日に「7日以内にアラスカや北日本(上海以北)でM7.6の地震が起きる」と予知されており、2週間ほど予知された期間から遅れて地震が発生しましたが、場所や規模をほぼ的中させています。
 そして、2日のギリシャの地震です。

 このように何度も大きな地震を事前に予測して来た林所長が、4月17日に、「30日以内に日本でM8〜9の地震が起こる」と予測しているのです。

 とすると、5月中旬頃に震度6クラスの地震が起こる可能性があると言うことです。
 そしてまた、昨日、新たな予知が出ました⬇︎

 10日以内に南日本にM6〜7の地震。

 地震の規模は下がりましたが、やはり5月中旬は要注意ということになります。
 ここのところ、長野県・岐阜県では依然として群発地震が続いています。
 一週間のうちに、有感地震が4784回も発生しているのです。
 また、昨日は薩摩半島西方沖でM6.0の地震も発生しています。
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 引用以上

 台湾地震予測研究所の林湧森所長の予知情報の精度は、良く分からないが、私も、かなり以前から、その名前を聞いていた。
 地震予知に100%はありえず、大きな外れを繰り返すのは、例え、八ヶ岳南の串田氏でも東大教授の村井俊治氏でも同じ。おおむね50%的中すれば、神のような予言者として扱ってもよいほどだ。

 たぶん、林所長の予知は50%程度的中しているような気がする。その林氏が、今月中旬に8クラスの予告を行い、しかも高井氏のデータに整合性があるのだ。

 だが、民間地震予知研究の雄、麒麟研究所のツイートでは、今月中旬にM8が発生するような内容はない。まだ早いのだろうか?
 https://twitter.com/kirinjisinken?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor

 もし、南海トラフの本番がやってくるなら、コロナ禍で痛めつけられた経済に、取り返しのつかない打撃(爆撃?)が加えられることになり、とても深刻な事態になりかねない。
 その後には、世界規模での巨大恐慌と、歴史上希な食料危機が押し寄せてくる可能性があるのだ。
 もう少し、整合性のある情報が出ていないか、探してみたい。

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昨日書いた、金正恩影武者情報の補完情報が出ていた。

https://www.youtube.com/watch?v=qYQysLVukRQ