立川談四楼 安倍首相は小池晃氏に完敗「完全論破された」(東スポ)

  http://asyura.x0.to/imgup/d9/17365.jpg 

 

 

 

立川談四楼 安倍首相は小池晃氏に完敗「完全論破された」
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190611-00000021-tospoweb-ent
東スポWeb 6/11(火) 15:06配信 

 

落語家の立川談四楼が11日、ツイッターを更新した。

 10日の国会で、安倍晋三首相(64)に対する日本共産党の小池晃書記局長(59)の質問が話題になっている。

「老後資金に2000万円が必要」とした金融庁の報告書が大炎上。年金制度の破綻が明らかになり、小池氏は直球で安倍首相に問いただした。

 小池氏の鋭い突っ込みに、安倍首相は論点をすり替え、意味のない議論で時間を使い、さらには民主党政権時代の話題を振って、追及を阻止しようとした。

 しかし、小池氏に一刀両断にされ、タジタジとなった。

 談四楼は「小池さん(晃)に完全論破されて焦った安倍さんが『民主党政権では~』と例の伝家の宝刀を抜いた。すると小池さん『民主党ではないですよ私、なに胸張ってんですか。年金を6%削ってんですよ』とバッサリ殺り、返す刀で『笑ってる場合じゃないでしょ菅さん』と官房長官まで斬って捨てたのだった」とツイートし、存在感を発揮した小池氏の圧勝と採点した。

 苦しい言い訳をした安倍首相に対し、ネット上でも「面白すぎるでしょ」「安倍晋三くん、しどろもどろ、委員長に再三『答弁は簡潔に…』と言われる始末」「小池晃議員の質問にことごとくまともに答えられなかった安倍晋三さん」など厳しいコメントが寄せられている。



生活できる年金に底上げを 不足は41歳以下3600万円

減額ありきのマクロスライド廃止を

参院決算委 小池書記局長が迫る

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-06-11/2019061101_01_1.html
2019年6月11日 しんぶん赤旗

 日本共産党の小池晃書記局長は、10日の参院決算委員会で、金融庁が報告書で公的年金では毎月5万5000円赤字になるとして、退職までに2000万円の資産形成を促したことについて、「あまりに身勝手で無責任だ」と厳しく批判。「政府がやるべきことは『貯金せよ』ではなく、貧しい年金制度の立て直しだ」と迫りました。(論戦ハイライト) 

 

金融庁は、高齢夫婦の平均収入と支出の差は毎月5万5000円で、公的年金だけでは30年間で2000万円不足すると試算しています。小池氏は、政府がこれまで「厚生年金で必要な生活費はまかなえる」「100年安心の年金」などと宣伝してきたけれど、今回の金融庁の報告書でそれがウソだったことを「ある意味、正直に認めた」とただしました。安倍晋三首相は「国民に誤解や不安を広げる不適切な表現だった」と弁明しましたが、金融庁の試算自体は否定できませんでした。

 小池氏は「このままでは、今後の年金はますます貧しいものになっていく」と指摘。前回の年金財政検証に基づいて計算すると、2043年以降に退職する現在41歳以下の現役世代では、年金の支給水準を自動的に減らす「マクロ経済スライド」によって年金不足額が夫婦2人で2000万円どころか3600万円にまで拡大することを明らかにして「これが実態だ」と迫りました。

 ところが、安倍首相は「給付と負担のバランスをとらえて、年金の持続可能性を確保した」「『100年安心』の仕組みにした」などと開き直りました。

 小池氏は「『100年安心』といっていたのに、人生100年になったら『年金はあてにするな』『自己責任で貯金せよ』というのは国家的詐欺に等しいやり方だ」と批判。答弁に窮した安倍首相は「では、どうしたらいいというのか」などと激こうして繰り返すだけでした。

 小池氏は、全ての低年金者にまずは月5000円、年間6万円の年金の底上げをし、マクロ経済スライドは廃止するべきだとする日本共産党の提案を説明。大企業や富裕層へのゆき過ぎた減税をやめれば、消費税増税に頼らなくても実現できるとして、「まともな生活も保障できない年金を放置し続けるなら、それこそ将来不安をあおり、内需を冷え込ませ、日本経済を大破たんさせる。今回の金融庁の報告書を機に、これからの日本の年金制度をどうするのか真剣に考えるべきだ」と強調しました。

 



論戦ハイライト

貧しい年金 立て直しこそ 自己責任押しつける 安倍首相と対決

小池氏決算委質問

https://www.jcp.or.jp/akahata/aik19/2019-06-11/2019061103_01_0.html
2019年6月11日 しんぶん赤旗

 金融庁の金融審議会の報告書で“退職後30年間で2000万円不足する”と記載された公的年金制度。日本共産党の小池晃書記局長は、10日の参院決算委員会で、ささやかな暮らしさえ保障できない年金制度の問題点を指摘し、年金額の支給額を減らすマクロ経済スライドを続ければ「不足は3600万円になる」と同スライド制度の廃止を求めました。

1日800円の娯楽費ぜいたくか


安倍首相らに質問する小池晃書記局長(右)=10日、参院決算委

 「今の年金水準では、夫婦で2千万円も赤字になると認めながら、まともな手だてを打っていない。いまやるべきは『年金をあてにせず貯金せよ』ではなく、貧しい年金制度の立て直しだ」―。小池書記局長の追及は、老後の安心な生活を支える公的責任を果たさず自己責任を押し付ける安倍政権との対決を鮮明にしました。

 小池氏はまず、政府がこれまで「厚生年金は必要な生活費をまかなうもの」(安倍晋三首相)と説明してきたにもかかわらず、今回の金融庁の報告書は、厚生年金でも月平均5万5千円も生活費に足りず“老後30年間で2千万円不足する”と試算したと述べ、低すぎる公的年金の実態を認めたものだと指摘しました。

 そして、金融庁を所管する麻生太郎財務相が「より豊かな生活のためには5万円足りない」と述べていることについて、小池氏が、「より豊かな生活のための支出とは何か」と繰り返しただしましたが、誰もまともな答弁ができませんでした。小池氏は、厚労省が「厚生年金でカバーしないのは、娯楽費と交際費」と説明していると明かし、高齢夫婦の娯楽費は総務省の調査で月2万5千円、交際費は月2万7千円だとして、「1日わずか800円の娯楽費がぜいたくか」と迫りました。

 小池 日本の公的年金は、こんなささやかな暮らしも支えられないのか。趣味もひかえ、友だちとの付き合いもやめ、家でじっとしていなさいと言うのか。

 首相 高齢期の生活は多様で、収入や資産の状況もさまざまだ。平均値を出すことに意味があるのか。

 無責任に答弁する首相に、小池氏は「政府が平均値で5万円不足しているとしたのではないか。無責任だ」と厳しく批判しました。

マクロスライド直ちにやめよ

 小池氏は、「5万円が不足するのは現在の年金受給者だ。今後の年金水準はさらに低下する」と指摘。年金を自動削減する「マクロ経済スライド」の発動などで、すでに安倍政権の7年間で実質計6・1%も大幅削減したと批判しました。

 金融庁の報告書では、「マクロ経済スライドによる給付水準の調整が行われる」結果、公的年金では満足な生活ができなくなると認めており、厚労省も「マクロ経済スライドにより年金水準が調整され、私的年金の重要性が増す」と会議で報告しています。

 小池氏は「このままではいまの現役世代が年金受給者になった時に必要な貯金は2千万円ではすまなくなる」と指摘。マクロ経済スライドによる年金削減が2043年まで続くことで、現在41歳以下の人が受け取る年金は月4万5千円減、30年間では1620万円減となり、2千万円どころか3600万円も不足することを明らかにし、マクロ経済スライドをただちにやめるよう迫りました。

 これに対し、安倍首相は「年金制度の持続可能性のためだ」と年金削減を正当化しながら、「今年度は0・1%上げた」と自画自賛しました。

 小池氏は「物価は1%上昇したのだから、上昇分を反映せず、実質引き下げだ。年金受給者の生活水準は低下する。胸を張って言うような話ではない」とぴしゃり。

 小池氏は、貯蓄ゼロの高齢者世帯が3割を超えているのに、低年金を解決するための手だても打たず、年金削減を続ける無責任な姿勢を厳しくただしました。

財源を示し党の底上げ案示す

 小池 「100年安心の年金」と言っておきながら、いつのまにか年金はあてにするな、自己責任で貯金せよとなっている。国家的詐欺に等しいやり方だ。いま政府がやるべきことは「貯金せよ」ではない。貧しい年金制度を立て直すことだ。

 首相 マクロ経済スライドで給付とバランスが均衡する。この方法しかない。どうすればいいとおっしゃるのか分からない。

 答弁不能になって開き直る安倍首相に、小池氏は「総理の考えている『100年安心』は“年金制度さえ保てば国民の暮らしはどうなってもいい”ということだ。『月5万5千円』の差額をどうするのか。低年金の人たちの暮らしに対して何の手も打っていない」と厳しく批判。首相は、マクロ経済スライドで「(給付が)増えるとは一言も言っていない」と年金削減を認める一方、国民生活を守る打開策を何ら示しませんでした。

 小池氏は「こんな貧しい年金をそのままにしていたら、将来不安をあおり、内需を冷え込ませる。このうえ消費税を増税すれば、くらしも景気も大破綻になる」と強調。「どうすればいいのか」と逆質問した首相に対し、マクロ経済スライドを廃止し、低年金者の年金を年間6万円上乗せし、底上げする共産党の提案を説明し、大企業・富裕層への行き過ぎた減税の見直しや、米国からのF35戦闘機などの爆買いをやめて、財源を確保すべきだと提起。「それなしに日本の未来はありえない」と力説しました。

  

 

 

 

 

http://www.asyura2.com/19/senkyo261/msg/775.html