インタビューを読むと共謀罪の恐ろしさが理解できると思う。

「米国で共謀罪で起訴、投獄された凄絶な経験をもつ山崎淑子さんインタビューby岩上安身」  憲法・軍備・安全保障
岩上安身氏のツイートから。

米国で、共謀罪で起訴され、投獄された凄絶な経験をもつ、山崎淑子さんのロングインタビュー、HPにアップしました。日本の司法権力が、米国の司法権力の下部機関と化している現実を、実体験に基づいて指弾しています。

○2010年8月10日フリージャーナリスト岩上安身が米国の報復によって投獄された山崎淑子さん(「サラ」は米国での通称)にインタビューを行っています。

 

 

山崎さんインタビューのURLは以下の通り。前半 http://bit.ly/baZQhy 後半 http://bit.ly/cjqF32

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○山崎淑子さんインタビュー(目次)
01 アメリカで働きはじめた経緯
02 9・11が起こる前のニューヨーク。かすかな疑心
03 散歩中の視界に、立ちのぼる黒煙。「第二の真珠湾だ!神風だ!テロだ!」
04 真珠湾という言葉から透けて見えた米国の思惑。崩壊しないはずのビルが!?
05 ラジオから消えてゆく『イマジン』
06 グランド・ゼロへ。地下からあがる炎
07 被災後の日々
08 真実を語ることの危険性。日本人からの警告
09 涙を浮かべる父親の姿を見て
10 違和感の連鎖。FBI・CIAによる家宅捜索
11 なだれ込んできた検察。共謀罪の恐ろしさ
12 殺処分された愛犬。血に染まってゆく畳
13 日米犯罪人引渡し条約
14 弁護士Aの偽証
15 米国に縛られた手足。司法取引詐欺
16 弁護をしないヤメ検弁護士。知的虐待
17 出獄した眼の前に立ちふさがる護送車
18 出獄への見えない力。囚人服のまま成田へ
19 生きる
20 いま伝えなければならないこと
21 日本の真実

○山崎淑子さんは去年、「谷川サラ」という仮名で以下の番組にも出演なさっています。
【TV朝日 サンデープロジェクト 2009年4月26日(日)11時頃
司法は誰のものか~「日米条約」と「日本の司法」~ ディレクター江南亮 プロデューサー上田未生】


> 山崎さんの話、ラジオで語ってましたね。しかしニューヨークマンハッタン南部連邦地裁ってのはすごいですね。当然ですが、アメリカも司法制度に欠陥があるんですね。

トヨタも、この南部地裁にやられました。

> これはひどい話ですね。スーザン女史の本も読んでみたいのですが、タイトルなど教えて頂けますでしょうか? http://togetter.com/li/41714

発売はこれから。わかったら、お教えします。

> 怖くて震えてしまいました。

> 岩上氏@iwakamiyasumiによる山崎淑子氏のインタビュー。身に覚えのない容疑で逮捕され有罪に。その雪冤を果たそう努める山崎氏。言葉にならない。なぜこんなことが起こってしまうのか。http://bit.ly/as9S4y

> こんなことが現実に起こってるのか!:検察の拷問の手口と日米両政府の手による冤罪・日米間の司法における不平等条約~岩上安身つぶやき編集 http://bit.ly/cZOxv8

> いまインタビュー見終わりました。凄まじいのひと言で、言葉もありません。これは絶対に皆に伝えねばなりません。岩上さんの勇気に敬服します RT 山崎淑子氏のインタビューhttp://bit.ly/as9S4y

勇敢なのは、僕ではなく山崎さん。

> 私みたいに毎日好き勝手言っていると、いつか「特高」がやってきて拷問。。。。なんて日が来ないように、彼女の訴えをお聞きして、できることをしようと思います。大政翼賛会の再来は、どうしても避けないと。

ね、大変でしょ?

> 凄い!一気に視聴してしまいました。でも一番凄いと感じたのは山崎さんが淡々と語っていること。相当な怒りもあったはずなのに。

本当にそうですね。頭が下がります。

> 岩上さんが行った山崎淑子さんのインタビューがあまりに強烈で、放心状態。冤罪で、彼女が経験した数々の苦難、胸が詰まって言葉を失った。これほど酷いことが現実にhttp://bit.ly/as9S4y

スーザン、来月に来日します。インタビューします。

> ちなみに山崎さん自身は本を出される予定などはないのでしょうか?

今、執筆中だそうです。

> 一気に拝聴させていただきました。あまりにもヘビー内容でしたが、終始淡々と・・・。 日本女性の素晴らしさを世界アピール。真の独立国へ

そう。真の独立国、真の民主主義国家へ。

> 日米地位協定の恐ろしさに震えます。生還されたサラさん、凄いです!

生き延びた凄さは、どれほど過酷な環境でも、そこにいる人々と、心を通い合わせることができたからだろうと思います。

>> 自民党だけでなく、政府も、司法機関も、対米従属です。

> 過去には高裁が身柄引き渡しを拒否した例もあるにはあります。遺伝子スパイ事件 

あれもひどい事件でした。

> 山崎さんのインタビュー。彼女の強さ、聡明さ、優しさ、まさに一期一会。こんな事が知らない所で平然と行われている事の怖さを教えて頂き感謝しております。日本の皆さんに知って頂きたいですね。

> 必見です。岩上氏による山崎淑子氏へのロングインタビュー。最後のメッセージには、感涙しました。 http://bit.ly/as9S4y

インタビューが終わったとき、山崎さんの支援をしている知人男性が、涙を流していました。

> 敗戦平和記念日に戦争と平和を考える山崎淑子さんへのインタビュー動画。震撼する内容。やはり女性は強いなと思う。ヘタレてない(`・ω・´) http://bit.ly/b8Pi0F

戦争は終わりました。しかし、敗戦後の占領支配は終わっていないのです。

> 今朝、痛いおなかをさすりつつ視聴終えました。皆さんも、休暇のうちにぜひ見てください!岩上さんが行った山崎淑子さんのインタビューがあまりに強烈で、放心状態。http://bit.ly/as9S4y

> こんな事が現実に起こりうることに驚き、ショックでした。本当に日本はアメリカの都合のいい国であり都合のいい国民にされてきたのだと・・・。でも、そんなバカにした話に私は抵抗したいです。

敗戦した今日という日だからこそ、深く心に刻みたいものです。

> 山崎さんは、対テロ戦争反対者として、アメリカ政府にマークされていたと、考えていいのでしょうか?

わかりません。そう推測することは可能ですが。最悪のブッシュ小泉時代だからこそ、起きた出来事だとは思います。

> 凄まじいのひと言 RT 山崎淑子氏のインタビューhttp://bit.ly/as9S4y

> 現在2回目の視聴中。即、映画化できるレベルの内容。

ハリウッドに作らせたい。猛烈な皮肉を込めて。

> 山崎淑子さんのインタビュー。言葉を失いかけています。失うわけにはいかない。

失わないでください。彼女は冤罪被害者の心のケアの問題にも強い関心を寄せています。

> はじめまして。教養のない、元ヤンキーです。山崎さんへのインタビュー身震しました。うまくいえませんが、なにかしたいです。

はじめまして。僕の中学までの友達は元不良だらけですよ。今、正しく生きているか、だけです。問われるのは。

> 日本は植民地の経験が無い幸せな国、などではなく、今、まさにアメリカの植民地真っ只中。山崎淑子さんインタビュー。

真っ只中ですよ、まさに。二度とブッシュの犬だった小泉政権のような政権は誕生させない!

>  山崎さんへのインタビューを拝見して思ったこと。生きてこそ、行動ができるのだということ。生きているうちに自分でできることからアクションを起こしていきたいって強く思いました。

本当にそのとおりですね。

> 先程すべて見終わりました。苦難の壮絶さと山崎さんの偉大さ・優しさに心臓を鷲掴みにされる思いでした。山崎さんインタビューのURL。前半 http://bit.ly/baZQhy 後半 http://bit.ly/cjqF32

> 岩上さんの山崎さんインタビューをhttp://bit.ly/drZuPh ←No152投稿にすべてまとめた。21個のリンク全部。特に11番目が下手な怪談話よりぞっとする話し、アメリカ共謀罪、山崎淑子さんの話しが凄い。

> 山崎淑子さんのインタビュー見ました。怒りにワナワナと震えます。良くできた筋書のサスペンス映画のよう。北京の秋? 実際に、日米で起きたことです。 http://bit.ly/as9S4y

地獄から生還した山崎さんの生命力と勇気に感謝。

> 山崎さんの体験は壮絶。オバマさんになった今でも一般市民が反テロ容疑で逮捕される数が増えてるという事です。堤未果さんをもう一度取材して欲しいです。

堤さんにもリスクがかかるでしょうね。検討します。

米国支配について書くと、必ず「中国の属国よりまし」とか、「旧ソ連に占領支配されるよりよかった」という書き込みが来る。これは、究極の選択ではないか。「ウンコ味のカレーか、カレー味のウンコか」。どちらも嫌に決まっているだろう。最低の選択以外に選択肢を思いつかないこと自体、奴隷の思考。

米国の支配に屈服し、隷属し続けるのは断固反対だが、同時に中国や旧ソ連など、他の国々の支配を受けるのも御免こうむる。日本は誇り高い民主的な独立国であるべきだ。敗戦の日だからこそ、隷従の思考からの脱却を訴えたい。他国を植民地化することも、他国の植民地と化すことも反対する。

> 他に例はなかったんですか!w今、目の前にカレーうどんがw

うわ、それは失礼。

カレー味のカレーだけを食べましょう。まともな人間の思考です。どっちの国に隷属するほうがましか、という思考はもともじゃない。

> インタビュー見ました。どこからか生み出された権力から救うのは、本当に女性しか出来ないのではないか?と思える、山崎さんの人間味あふれる言葉の一言一言、抑揚に感動しました。また一つ知ることが出来ました。

人間性を失わず、生還されたこと、敬服します。

> 堤未果さんの「アメリカから自由が消える」の内容、SFっぽいと思ってたけど現実だったんですね。同じ日本人女性にこんな事が起こっていたなんて知りませんでした。愛国者法の恐ろしさがわかり背中がぞーっとしました。

日本にも起こりうることです。

> 山崎さん。生き延びられて本当に良かった。私の友人にも消えてしまった人がいます。身を隠して逃げたのか、連れ去られたのか家族にもわからないのです。911以降アメリカでは異常な事が日常になってしまいました。

おぞましい。抵抗せねば。

> 山崎さんのインタビュー、衝撃的でした。こんなことがあり得るのか、としばしば唸りました。このようなことがあるからといって萎縮することなく、多くの個人が力を合わせる必要性を強く感じます。

萎縮しないこと、大事ですね。

> 拝見しました。正直言って全てが真実とは受け止める事が出来ません。でも事実なんだろうなという思いも止まりません。検証をお願いします。

当然、これがすべてではない。このインタビューに至るまでに、3回お会いして、事前に話を聞いています。質問、受け付けますよ。

> カレー味のカレーが存在することをうっかり忘れそうになる。危ねぇ。DLしてmp3に変換たものをエンドレスで聴きながらビール味の生ビール頂いてます。

自由の味のする自由、独立の味のする独立を忘れないようにしたい。平和、道義、民主主義についても。

> 米国では意味不明で刑務所に。刑務所を民間が運営して発展途上国の人件費より安い労働力として企業に貸し出す<企業の電話サポートなど> 「山崎淑子さんインタビュー http://bit.ly/bDTPqN

やってることは、もはやソ連と変わらない。強制収容所国家。

> 山崎さんのインタビュー見ました。タブーに切り込んでゆく岩上さんの身の安全はだいじょうぶなのでしょうか。

大丈夫だといいなあ、と思います。大丈夫な国であって欲しいなとも。

> サラさんの強さの中にあの過酷な状況の中で出会った名もない人たちの人間らしい優しさに触れたせいもあるんだなってところがちょっと救いでした。でも、また捕まらないのかが心配です。

そんなことにならないように、皆で見張りましょう。

再掲載
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> 2010年8月7日、岩上安身氏司会、検察問題を考えるシンポジウム・ビデオ(前半) http://ow.ly/2oxuT 拷問に近い取調べなどありえないと、皆思っています。実際は拷問そのもので、ぞーとします。新聞・TVは報じない検察

検察の拷問の手口の一つが、持病のある人間を拘置所に留置して、薬を取りあげ、体調が悪化しても、ろくな医療行為を受けさせないこと。先日のシンポジウムに出席した小堀さんのケースがまさにそれ。同じような目にあった女性のケースを、取材した。近々ビデオをアップする。

子宮内膜症を患わっていて、手術を受ける予定だったその女性は、ある日突然、官憲に連行され、拘置所に連れていかれ、薬を取り上げられた。3カ月間拘置され、出血が止まらなかった。凌辱に近い扱いである。

検事は、「ペットのワンちゃん、殺処分になっちゃうよ」と、脅した。脅すだけでなく、拘置されている間に、愛犬は本当に殺処分されてしまった。

彼女についた国選弁護人は、彼女の権利保護の為に何もしなかった。ずっとのちになってわかったことだったが、彼は有名なヤメ検弁護士であり、検察の身内だった。

三ヶ月の拘置のあと、彼女は米国の官憲に引き渡され、米国製の手錠、米国製の腰縄をつけられて、米国に護送された。犯罪人引き渡し条約により、米国で訴追された日本国民は、日本政府に守られることなく、米国へ送られてしまう。その逆はない。日米地位協定という不平等条約のためである。

彼女にかけられた容疑は、9・11同時多発テロの被災者向けのローンを詐取しようとした弁護士との共謀罪。本人はまったく身に覚えがない。米国では、誰かが「あの人と共謀した」というだけで、罪をかぶせられてしまう。

彼女にはアリバイもあった。しかし、ろくな審理もなく、司法取引を強いられる。罪を認めれば、実刑は免れられる。そういう約束だった。泣く泣くサインしたが、法廷では何と実刑を言い渡された。

刑務所送りにされた彼女は、そこで自分と同じように冤罪で送り込まれたアメリカ人女性と会う。名前はスーザン。スーザンはひどい拷問で精神を病んでしまっていたが、同房となった彼女の看護で、回復して行く。

数年の後、出獄した彼女は、金も、洋服も、鞄も、アクセサリーも返されず、囚人服のまま、日航機に乗せられ、東京へ送還された。財産も、家も失った彼女は、教会で行き倒れ、聖路加病院の救急救命センターで命を救われた。

検査によってわかったことだが、長い刑務所生活で、彼女はB型肝炎に感染していた。検査も治療も受けさせてもらえなかったが、自分の体内で抗体を作り出していた。

彼女は、どんな罪を犯していたというのだろうか。あの、9・11の際、倒壊したワールドトレードセンターのビルのすぐそばにいた彼女は、事件を目の前で目撃し、アスベスト被害のための証拠として、粉塵を採取していた。事件現場の写真もとっていた。

そして、NY在住の一市民として、ブッシュ政権の対テロ戦争政策に反対し、日本に帰国しては、目撃した事実を講演で話し、イラク特措法に反対した。「罪」があるとすればそれだけだ。その「罰」が、財産と、健康と、自由と、愛犬の命を失うことであるとは、誰が予想しただろうか。

今、彼女は、失意の中から立ち直り、自分の身に起きたことを手記にまとめつつある。冤罪被害者として、自分の無実を改めて訴え、私の取材も受け、この秋には、同房だったスーザンを日本に呼び、記者会見を行う。

元CIAだったスーザンは、一足先に単行本を書き、愛国者法によって訴追された自身の無実を訴えている。平和を訴えた日米両国の勇敢な女性二人は、自国の政府によって弾圧されたが、心を折られることなく、自身の名誉のために、立ち上がろうとしている。

> こういった活動家は多かったであろうに、なぜ彼女?

彼女はいわゆる活動家ではありません。NYで大成功していたビジネスウーマンであり、オペラ歌手でもありました。彼女は現場を見て、物証も採取していた。それが問題だったのかもしれません。

>> 検察の拷問の、持病のある人間を拘置所、薬を取りあげ、医療行為を受けさせないこと。…小堀さんのケース

> 三井環事件でも、検察は、三井氏が重い糖尿病にもかかわらず治療を怠り、暗殺しようとしましたね。

その通りです。

> あ、すみません。9.11の時でしたね。最近とは思えないくらいの話でショックでした。

彼女が訴追されたのは、テロから数年後、刑務所から出所できたのは近年のことです。

> その女性は検察に何かを要求されたり、交換条件を出されたんでしょうか。問答無用?

問答無用だったようです。起訴状すら示されなかったそうです。何が自分の身に起きているかわからない。知的虐待だといっていました。 

 

http://sun.ap.teacup.com/souun/3160.html