オバマ大統領、サウジアラビアに対する訴訟に関する法律の採択を拒否
 
オバマ米大統領は、2001年9月11日の同時多発テロの犠牲者家族がサウジアラビア政府を訴えることができるようになる法案に拒否権を発動した。
 
BBCによると、大統領は、犠牲者の家族への深い同情を述べつつ、法律の採択は米国の国益にとって有害であるとした。

リヤドは約300人が死亡した同テロへの関与を否定している。サウジアラビア外務大臣は、法案が採決されれば米国の投資の引き上げにつながる可能性があると警告した。 先にプロジェクターを使用してサウジアラビア大使館に「9.11銀行」と記したドイツの活動家のスキャンダラスな行動が報じられた。