読売新聞 10月4日(火)18時57分配信

 
 法務省は3日、懲役や禁錮刑の一部を執行した後に残りを猶予する「一部執行猶予制度」の創設を盛り込んだ刑法改正案など関連法案を次期臨時国会に提出する方針を固めた。

 法案には、保護観察対象者にボランティア活動などの社会貢献活動を命じることができる規定も盛り込む。平岡法相が出席して同日開いた法務省の政務三役会議で決めた。


 一部執行猶予制度は、実刑と執行猶予の間の中間的な処遇として導入する。刑務所に初めて入る人のほか、3年以下の懲役や禁錮の判決を受ける薬物使用者に 適用することを想定している。同省は、出所後も保護観察を続けて社会の中で受刑者の更生を図ることで、再犯防止を期待している。
 

最終更新:10月4日(火)18時57分

 


 

 
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20111004-00000021-yom-pol