TBS系(JNN) 5月5日(木)12時42分配信

 厚生労働省によりますと、2008年以降、食肉処理場から生食用の牛肉の出荷が無くなり、現在は加熱用の肉しか出荷されていませんが、実際は焼肉店で生食のユッケなどが広く提供されています。

 今回の事件を受けて、厚生労働省は生の牛肉を提供している飲食店に対する立ち入り検査を強化し、生の牛肉の提供は原則行わないよう指導を強化する方向で 検討していることがわかりました。早ければ、6日にも都道府県の衛生担当部局に対し検査の強化などを要請する見通しです。

 また、肉の生食について、衛生管理のガイドラインはあるものの、罰則がないことから罰則付きの新たな基準を設けることも検討しています。(05日10:48)

http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20110505-00000021-jnn-soci

焼き肉やの現状はこうであった。生食用の肉をおろしてないのに、ユッケで出して、食中毒の被害がなければ、ハイそれまでよ!と言う感じだったのが明るみに出たということである。
やはり、食の安全は絶対に守られていない為、食品関係の業者には、無限責任を負わせる方向で検討しないと食の安全は保たれないと考える。厚生労働省は、問題が起きるまで、これらのことを事実上放置していた格好になるので、主務官庁としての役割を果たしていないと看做されてもしょうがないし、弁解の余地はないと思う。

加熱用の肉しか出荷されていないのに、ユッケを出している店を見つけたら、即刻リストアップし営業停止にするくらいでないとこれからまた同じことが起きる可能性は十分にある。