10月26日(ブルームバーグ):米格付け会社スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)は26日、英国の格付け見通しを「ステーブル(安定的)」に引き上げた。キャメロン 政権の財政赤字削減取り組みを評価した。

  S&Pは英国の最上級格付け「AAA」を据え置くとともに、格付け見通しを「ネガティブ(弱含み)」から変更した。昨年5月に見通しを引き下げていた。

  S&Pは電子メールでのリポートで、連立政権を組む保守党と自由民主党は「英国の財政をより持続可能なものにする取り組みで高度の協調を示した」と指摘した。

  この日発表された英国内総生産(GDP)統計によれば、7-9月(第3四半期)の成長率は前期比0.8%と市場予想の2倍だった。キャメロン政権は昨年GDPの11%に相当した財政赤字の縮小に向け公務員削減などを計画している
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嵐の前の静けさか・・・・・。格付け会社が、格付けを変更する時には、何か起こす。