【ウィーン支局】ハンガリー西部にあるアルミナ(アルミニウムの原料)工場の大型貯水池の堤防が決壊し、有毒泥土が流出した事故で、地元当局は8日、死者が7人になったと発表した。一方で政府は、ドナウ川の生態系や環境への悪影響は広がらないとの見方を示した。

 貯水池は首都ブダペストの西方約160キロ。近くのデベチェル付近などで被害が大きく、住民ら150人以上が病院に運ばれた。流出泥土にのみ込まれたり、有害物質に触れたことによるやけどなどが死傷の原因という。

(10月9日 毎日新聞)


何やらきな臭いニュースである。こういう有毒泥土の流出が偶然の事故だと思うか、はたまた必然の出来事なのかを疑問に思わないといけない。どうせ他の国のことだろうとたかをくってること自体が問題になる場合もある。そういう風に思うことこそ自体が、大きな共振動を作り出す元になっていることを忘れてはいけない。私たちは、地球と同体であるということを常に意識をしていることが大事である。