格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは30日、スペインの信用格付けを「Aaa」から1段階引き下げて「Aa1」とした。見通しは「ステーブル」。
政府の財政緊縮策に抗議するゼネストでタイヤを燃やす労働者(バルセロナ、29日)

 ムーディーズは、スペインの景気低迷見通しと財政状況の大幅な悪化を格下げの理由に挙げている。

 スタンダード・アンド・ プアーズは4月末、フィッチは5月末に同様の格下げを行った。

(9月30日 WSJ)

ついに、格付け会社がサゲサゲを始めた。そしてヘッジファンドが動き出し、なんちゃらかんちゃらとスペインをひっくり返す色々な攻撃を仕掛けるのであろう。ソブリンデフォルトまで投資の対象にする訳である。

なんでもかんでも投資の対象で、金本位の裏付けをを失ったドルはどんどん刷られて投資へ向けられる。