京都府警下鴨署地域課の巡査部長である夫(54)からドメスティックバイオレンス(DV)を受けてけがを負ったとして、妻(53)が右京署に被害届を出した直後に、その情報を右京署から聞いた下鴨署が巡査部長に伝えていたことが17日、府警への取材で分かった。巡査部長の親族が被害届の取り下げを求める電 話を妻にしていた。DV防止法は「捜査関係者は被害者の安全確保及び秘密の保持に十分な配慮をしなければならない」と定めている。専門家は「府警の対応は 不適切」としている。
 右京署は傷害容疑で、巡査部長から任意で事情を聴いている。
 妻や府警によると、巡査部長は6月23日と7月4日に妻の実家で妻に馬乗りになったり、腕をつかんで振り回すなどし、妻は全治2週間と1週間のけがを負った。
 妻は7月9日に右京署に被害届を出した。約3時間後に巡査部長から妻の携帯電話に通知があり、約15分後に巡査部長の親族から被害届の取り下げを求める電話がかかってきた。翌10日午前にも巡査部長の兄から「被害届を取り下げてほしい」と電話があった。
 妻は右京署に「なぜ被害届の件が伝わっているのか」と問いただし、下鴨署には「さらなる危険にさらされる恐れがある」と抗議した。
 右京署の福島暢哉副署長は「人事管理上の必要から下鴨署の副署長に被害申告があったことを伝えたが、捜査に関することは話しておらず、巡査部長に伝わる とは思っていなかった」と釈明している。下鴨署の山本一彦副署長は「巡査部長に伝えたのは事実確認のため。被害者に圧力をかけるつもりはなく、新たに危害 が及ばないよう対策はとっていた」と話している。
■二重の苦痛与えた
 戒能(かいのう)民江お茶の水女子大副学長(法女性学)の話 組織の身内意識が働き、情報を軽く扱ってしまったのではないか。被害届を取り下げさせよう とする圧力が被害者にかかり、二重の苦痛を与えてしまった。一般人の事件なら同じことはしないはず。府警は報復を恐れる被害者の情報が加害者に知られる危険性を分かっておらず、DVに対する認識が低すぎる。


(9月18日 京都新聞)
ふざけた話だ。こういうことが平気でまかり通るのが警察と言う組織の実態である。外部に厳しく、身内に甘い(笑)
こんなふざけた組織が税金使って平和を守っていると考えていると、逆に怖くて眠れなくなる。
ところでDVであるが、女性の場合やはり怖くてなかなか言い出せないようである。
昨日女性から同棲している男性のDVの相談を受けたが、私が相手の男性の顔を想像してみたら、火をつけて何かを燃やしてしまいそうなイメージの人間像が浮かび上がったので、震えが来たので視るのを途中で止めてしまった。とても恐ろしかった。何か人間でない野獣の心が浮かび上がっていたようである。