(Web R25 9月5日(日)10時5分配信)
「各社が20代向けクレジットカードを発行する目的は、若い優良な顧客を早くから“囲い込む”ことでしょう。12月に施行を控える『改正割賦販売法』で、 クレジットカードには収入に応じた利用限度額が設定されます。そうなると低収入の会員は、カード会社にとってあまり利益にならない。そこで、各社は高収入で信用力が高い顧客の獲得競争を始めています。まずは20代限定カードを使ってもらい、定期的に利用する優良な顧客には、そのままゴールド→プラチナとス テージを上げてもらう戦略です」
20代向けカードは年会費が安く(前述のJCB カード エクステージは無料)、ポイントがたまりやすい魅力がある。R25世代が最初に持つカードとしては確かにお手ごろ感がありそうだ。
ところで、こうした獲得合戦の裏では、ユーザーの淘汰も進んでいると岩田氏は語る。
「6月に施行した改正貸金業法で、カード作成時の審査に使われる個人の与信情報は指定機関で一元管理されることになりました。これによって、審査の際に個人の資産状況を把握しやすくなったわけです。こうなるとカード1枚作るのに、ますます信用力が重視されるようになります」
つまりこれからは審査がより厳しくなり、クレジットカードを持てない人も増えるというのだ。もしかしたら、カードを持つこと自体がステータスなんて時代がやってくるのかも。
(榎並紀行/アイドマ・スタジオ)
(R25編集部)
(引用終わり)
カードは、携帯スキマーの格好の標的になる。
スキマーとはクレジットカードなどの情報を不正に読み出して複製する「スキミング」を行うための装置です。
スキマーには大きく和て2種類存在します。
磁気テープから読み取る接触型と、カードにかざすだけで読み取る非接触型です。
クレジットカードをスキマーに挿入して磁気情報を読み取らせる事により、クレジットカードと同規格の新品のカード(生カード)に読み取ったクレジットカードの情報を書き込むことで、まったく同じものを作り出すことができるのです!
スキマーは小型の機械で、飲食店などのカード取扱店の読み取り機に取り付けたり、携帯型スキマーで持ち主が不在の隙に直接読み取るなどの手法でカードの情報を不正に引き出すします。
スキミング犯罪の増加要因にこのスキマーの存在があげられます。
--スキマーを使用した事件--
千葉県警が入国管理法で違反容疑で逮捕したマレーシア人は深夜、ガソリンスタンドの屋外に設置してある機械にスキマーを取り付け、盗んだデータを使いクレジットカードを偽造、パソコンやデジタルカメラを購入していた。
県警ではこの男はマレーシアの犯罪組織に商品を送り、現地で売りさばいていた可能性が高いと見ている。
大阪府警が香港マフィアがらみで摘発した製造工場からは、データの書き込み機械や偽造データが大量に押収された。
カードを分析したところ、原板は中国で製造されていたことがわかった。
カード業界では、飲食店などの加盟店のカード端末を点検し、スキマーが取り付けられていないことを確認して客に知らせるセキュリティシールを貼るなどして対策にのりだしている。
引用:読売新聞2004/08/19
最新の携帯型スキマーでは、カードに触れなくてもカード情報を盗み出せる高性能な物も出てきています。
カードなどを満員電車に乗る際にポケットに財布を入れている場合などは知らない間にカード情報を盗み出されている可能性もある訳です。
クレジットカードは手元に残っているので被害に気付くのはかなり後です。。。
磁気データだけ抜き去り、キャッシングや買物をされてしまう恐れもあり携帯型スキマーでの被害は拡大傾向にあります。
9月3日のがっちりアカデミーではスキミング防止グッズ「SKIM GOLD(スキムゴールド)」1260円を紹介していた。
これから売上があがるのであろうか?
根本は、現金がいい。使うだけ持ち歩き、高額は振り込みにする。カードだとまとめてやられる可能性が極めて高い。普段からの注意が必要である。こういう番組をやると言うことは、そういう事件が起こることを暗示しているのかも央知れない。思いすごしであればいいのであるが・・・・。