米南部ルイジアナ州沖のメキシコ湾にある石油掘削施設で2日午前(日本時間2日深夜)、爆発があった。

 AP通信などによると、現場は同州沖約130キロ。4月に爆発事故を起こし、大規模な原油流出を招いた英石油大手BPの掘削施設からも近い。当時13人がいたが、うち1人が負傷しているという。

 沿岸警備隊によると、民間のヘリコプターが同日午前9時30分(日本時間2日午後11時30分)頃、上空から爆発を確認した。
(9月3日 読売新聞)

米メキシコ湾の石油掘削施設で爆発、1人負傷米メディアが報道
米CNNテレビなどによると、米南部ルイジアナ州沖のメキシコ湾の石油掘削施設で2日、爆発が起き、作業員1人が負傷した。米石油・ガス探査会社マリナー・エナジーが保有する施設で、爆発の原因は不明。この基地では原油は産出していないという。ダウ・ジョーンズ通信も現時点では原油の流出は確認できていないと伝えている。

 爆発が起きた場所は、米ルイジアナ州の沿岸から約80マイル(約130キロメートル)離れた海上の石油掘削施設。CNNによると、爆発当時は13人の作業員が働いており、このうち1人が負傷したもようだ。残る12人は海上に投げ出されたが、13人全員の無事は確認されているという。過去最悪の原油流出事故となった英BP系の海底油田と異なり、深海の油田ではないもよう。

 米国の沿岸警備隊がヘリコプターなどで現場に急行し、被害者の救出に当たっている。爆発の報道を受け、2日の米株式市場ではマリナー株が前日比一時6%安と急落。原油流出が確認されていないとの報道などを受け、その後は値を戻している。

(9月3日 日経新聞)

変な事に発展しなければいいが(^^;;