デリンジャー現象とは、太陽から放出される紫外線が突発的に増大して、電離層のD層、E層の電子密度が極端に高まり、地表の短波の伝搬が途絶えてしまう現象のことである。1935年にアメリカのデリンジャーによって発表された。

デリンジャー現象は、太陽面の爆発(フレア)によってX線紫外線が急増する現象が原因となっている。短波通信は電離層D層の上方に位置しているF層で発生する電波の反射を利用しているため、デリンジャー現象によってD層の密度が増すと、F層にいたる前で電波が吸収され、伝搬できなくなってしまう。そのため放送そのものが途絶えることになる。

デリンジャー現象は昼間の数分から数10分間に発生する。周波数の高い電波を使用することによって、デリンジャー現象の影響を抑えることが可能である。


短波がやられてしまうのである。

* 短波放送
o 国際放送(日本ではNHKワールド・ラジオ日本としおかぜ)
o 国内遠距離(全国)ラジオ放送(日本ではラジオNIKKEI)
* 洋上航空無線
* 船舶無線
* 軍用無線
* アマチュア無線
* 非常通信

ところが、
太陽活動低下で大気圏上層の「熱圏」が縮小、米研究
2010年08月27日 17:25 発信地:ワシントンD.C./米国

【8月27日 AFP】米国立大気研究センター(National Center for Atmospheric Research、NCAR)は
26日、太陽からの紫外線が減少したため、地球の大気圏の層の1つである「熱圏(thermosphere)」が
大きく縮小し、温度も下がっているとの論文を発表した。

熱圏は高度約90~500キロメートルに位置し、大気圏の上層を構成する。

米地球物理学連合(American Geophysical Union)が発行する学会誌
「地球物理学研究レター(Geophysical Research Letters)」に掲載された論文によると、
2007年~09年にかけて太陽黒点や太陽風がほとんどない状態が長期間続き、
太陽から受けるエネルギーは異常に低い水準にとどまった。

この影響で熱圏が縮小し、その気温は08年に1996年比約30%減となる41℃も低下したという。
43年間にわたる宇宙探査史上、これほど急速に気温が下がった前例はないという。

熱圏の厚さと密度が薄くなると、軌道上を回る物体が受ける摩擦が少なくなる。
国際宇宙ステーション(International Space Station、ISS)や人工衛星にとっては、
運用期間が延びるため朗報となるが、一方で宇宙デブリもこれまでより長く軌道上に
とどまることになり、ISSや人工衛星との衝突の危険が高まると、論文の共著者である
コロラド大学(University of Colorado)のトーマス・ウッズ(Thomas Woods)シニア研究員は
指摘する。

ウッズ氏は19世紀と20世紀の初頭にも太陽活動の極小期があったと指摘し、
「過去のパターンが当てはまるならば、太陽活動の極小期は今後10~30年は続くだろう」
と話している。(c)AFP
(引用終わり)
ここから考えると、太陽活動が活発化して太陽のフレアが
大きくなり、電波障害が起き、地球の通信系統がおかしくなるだとか、温暖化の原因は、太陽のフレア活動であるとか言っているのを見かけるが、本当のところはどうかわからない。南米は異常な寒波が来ているが、猛暑は極東だけである。
(ご参考) http://www.asahi.com/national/update/0725/TKY201007240512.html

以上から推測するに、気象操作がばっちり行われているという結論に達するのは、私だけであろうか?2012年と絡めて、アセンションがおきるとか、太陽のフレア活動が極大化して気候がおかしくなるだとか、色々な事がささやかれているが、気象操作を正当化する為の理由をばら撒いているだけである。気象関係のデリバティブ(金融派生商品)はそんなに儲かるのかしら?(笑)もう、やめようよ、いい加減にしなよ(笑)インチキ金融工学のババ抜きにまだつきあっているの?いつまで?(笑)気象操作は、税金で動かしているから元手はタダなんだよ。