大手スーパーのイトーヨーカ堂が中国から輸入したうなぎについて輸入元の表示を偽って転売したとして逮捕さ れた事件で、卸売り会社で行われたとされる表示の偽装は、取り引きを仲介した商社側からもちかけられた疑いのあることが警察への取材でわかりました。元社 員は容疑を否認しているということです。


この事件は平成15年から17年にイトーヨーカ堂が中国から輸入したうなぎの一部について、東京・ 三鷹市の「高山シーフード」がみずからが輸入元と表示を偽った段ボール箱に詰め替えて、表示を偽装して転売した疑いが持たれているものです。逮捕されたイ トーヨーカ堂の食品海外部マネージャーだった石原荘太郎容疑者(58)と高山シーフードの社長、高山智廣容疑者(54)ら6人は、食品衛生法違反の疑いで 19日に身柄を横浜地方検察庁に送られました。


警察によりますと、問題のうなぎは、イトーヨーカ堂から東京の商社「日洋」を通じて高山シーフードが買い 取ったあと表示の偽装が行われたとみられていますが、高山シーフードの元社員小池信行容疑者(47)が「イトーヨーカ堂の名前を出さないことは日洋側から もちかけられた」と供述していることが警察への取材でわかりました。これまでの調べに対して逮捕された6人のうち石原元マネージャーら5人は容疑を否認し ているということです。警察は表示の偽装がどのようにして決められたのか調べを進めています。

(8月19日 NHKオンライン)


全く違う話になってきている。仕入れ業者ではなく、商社自体が表示偽装を持ちかけたということである。

はっきりいって事は重大である。食を預かる商社が、誰がやったかは別として、会社食品界外部ぐるみで

かかわっていたということである。5人は否定しているようであるが、時間の問題であろう。

体質的に「ごまかしてしまえば」という事をぬぐいきれない業界であるが、またもや新しい事実が発覚したと言うことで、スーパーその他で販売されている食品は、「本当に、安全なのか?」という消費者の気付きが復活することを希望している。そういうものが、組織ぐるみで流布されることがなかった時代はあったのである。

添加物付けがお好きな方は、引き続きグリーンな鰻をどうぞ(苦笑)気がつかれた方は、こちらをどうぞ(笑)

(ご参考) http://sjocw.kyoto-seika.ac.jp/index.php?common_humanities%2F2007_agricultural_I%2Flecture_02
(ご参考) http://homepage.mac.com/ehara_gen/jealous_gay/mcdonalds_poison.html
(ご参考) http://iiyu.asablo.jp/blog/2006/08/10/479109
3番目のリンク先の一番下の箇所に「全員死刑にしましょう」ってあったので、笑ってしまった。(笑)