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世界初「セックスロボット」が登場、米ラスベガス
2010年01月10日 19:48
【1月10日 AFP】「歓楽都市(シンシティ)」として知られる米ラスベガス(Las Vegas)で9日、「セックスロボット」Roxxxy(ロクシー)のお披露目会が開かれた。
Roxxxyは、人工合成皮膚でできた肌を持ち、人工知能を備えた世界初の等身大ガールフレンド・ロボット。ラスベガスで開催中の世界最大のアダルト展示会「AVNアダルト・エンターテインメント・エキスポ(AVN Adult Entertainment Expo)」で、ファンたちの前に登場した。
Roxxxyを開発したトゥルー・コンパニオン(TrueCompanion)社のダグラス・ハインズ(Douglas Hines)氏は、「彼女はそうじ機もかけられないし、料理もできない。けれど、『あっち』の方はほとんど万能」とAFPに語った。
「彼女は個性を持った伴侶です。あなたの声に耳を立て、あなたの話をよく聞く。話しかけてくる。あなたが触れれば感じるし、さらに睡眠もとるんです。われわれは、人間らしさを再現することに力を注いでいます」
■Roxxxyのスペック
Roxxxyは、身長約170センチ(5フィート7インチ)、体重約54キロ(120ポンド)。胸はCカップで、「行為の準備も万端」だとハインズ氏は語る。ハインズ氏は、トゥルー・コンパニオンを創業する前は、米ベル研究所(Bell Laboratories)で人工知能の研究者だった。
また、人間と同様の関節や骨格を持ち、人間と同じような動きができる。しかし、歩くことはできず、手足を独立して動かすこともできない。人工心臓で液体冷却システムを循環させている。
■好みの性格をチョイス
Roxxxyに搭載された性格は5種類。
社交的で大胆なワイルド・ウェンディー(Wild Wendy)や、つつましやかで恥ずかしがりのフリジット・ファラ(Frigid Farrah)、若くて傷つきやすい性格のほか、「強い母親のような配慮を持った」マチュア・マーサ(Mature Martha)、さらに大胆さを追求したS&Mスーザン(S & M Susan)の5つから選ぶ。
■趣味趣向にカスタマイズ、「パーソナリティー」を交換・共有も
人種や髪の色、胸の大きさはカスタマイズすることができ、オンライン注文は「truecompanion.com」から行う。注文の際に、出会い系サイトのように自分の趣味や趣向を詳しく伝える。そうすることで、Roxxxyが購入者の興味や関心を共有するようになるという。ハインズ氏は、「あなたがポルシェ好きなら、彼女もポルシェが好き。あなたがサッカー好きなら、彼女もサッカーが好きなのさ」と語る。
また、インターネットへ無線接続しており、ソフトウェアアップデートやテクニカルサポートを受けることができるほか、Roxxxyはパートナーへメールを送ることもできる。
ハインズ氏によれば、購入者がカスタマイズしたパーソナリティー(人格)は、トゥルー・コンパニオンのウェブサイトを通じて、ほかの購入者たちと共有することができるという。「恋人や妻を他人と交換するようなもの。ただし実物を交換するのではなく、オンラインでパーソナリティーだけを交換するのだ」
Roxxxyの価格は7000~9000ドル(約65~84万円)。価格は機能によって異なる。欧州と米国市場での販売を予定しており、いずれは世界展開したいという。現在は男性版セックスロボット「ロッキー(Rocky)」を開発中だそうだ。(c)AFP/Glenn Chapman
“ダミー・オスカー”というのは「実験人形ダミー・オスカー」の事で、日本の漫画です。
雑誌連載が元ですがreal timeで読んでいたのではなく、携帯向けに無数に展開している“漫画専門site”で全話読破したのでした(笑)
数年前にweb版を完読したのですがいつ頃発表の作品なのか当初サッパリ見当付かず、それでも「男性向けエロ漫画や小説より余程内容が深い」が為に、有料版をつらつら読み込んでいました。
この作品は、臨床心理・精神医学を専攻する学部生向けのtextには持って来い的なものなので、余計ですw
大学院生にもかな?
Wikipedia
実験人形ダミー・オスカー
『実験人形ダミー・オスカー』(じっけんにんぎょうダミー・オスカー)は、小池一夫原作、叶精作作画によるハードボイルド・セクシーコミック。男性向け雑誌であるGOROにて連載された。過激な性描写、男性性器をバットに見立てる表現、男性性器でテーブルをひっくり返すような行動や、「デラべっぴン 」等の発言等、個性的な表現で注目を集めた。
あらすじ
生きている人間と見分けがつかない程のダミー=超人間を作る驚異の人形師・渡胸俊介(ときょう・しゅンすけ)は、普段は気弱で頼りない、シンボルも短小な小男だが、ショックを受けると筋肉質で傲慢且つ巨根の男・オスカーに変貌する二重人格者だった。
渡胸はドイツ・フォルクスワーゲン社の事故対策実験用の高精細なダミーを作る為に招聘されるが、ダミーのモデルとなったテストドライバー・ヘルガと事故に巻き込まれる。その後、捜査に携わり渡胸を自宅に住まわせた精神科医のエヴァ、オスカーに変貌した渡胸と交わった暴走族のエルフェーとの三角関係を経て、秘密結社ヴォルフに追われて殺されたヴァルターの婚約者グレーテ、妹のドリスらとともにアメリカへの逃避行を敢行する。
アメリカへ渡った渡胸は、オスカーとしての強気な言動とその特異な能力を資産家やニューヨーク市警などに買われ、トラブルを解決していくヒーローとなっていくが、ショックを受けて気弱な人格に戻ってしまう(オスカーの時の記憶は薄い)ため、一所に留まる事が出来ずに再び放浪者に戻る事を余儀なくされる。
渡胸の二重人格つまり離人症は、愛情の薄い家庭で育った孤独感と、学生時代の教授の裏切りが原因であったが、放浪先でさまざまな女性との関係を経て、本来の人格を取り戻し、日本へ帰っていくのであった。
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個人的に、作品の締め括られ方がつまらなくて「もっと冒険して欲しかったなー」と感じたんですけど、連載雑誌と掲載時期を考慮すれば「時代背景的に継続は困難だったんだろうな…。」と納得します。
これ、似非feministが見掛けたら「女性をsexの対象にしかしていない!キャー!!」だろうし、精神科疾患患者・家族の団体辺りからは「離人症や解離性人格障害の人達が誤解される!ギャー!!」と叫き出す莫迦者が湧きそうですから。
作品をよく読み進めば、登場人物の悪い奴(ex:ヒトを利用して自分の利にする)に女性出て来るし、その設定は“現実の女性には有り得ない”なんて事ないですからね。
実験人形ダミー・オスカー
この漫画の作画担当の方が“御近所”に公式Blogを御持ちでした。
今まで知らなかったw
出世作品でもある「実験人形ダミー・オスカー」について触れている記事のLinkを貼り付けますので、興味或る方は以下から飛んでみて下さい。
叶精作オフィシャルブログ
【実験人形ダミー・オスカー】という作品(きわどい描写あり、女性の方は閲覧注意!)
2009-10-30 11:31:39
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AFP記事の“sex robot”のspecを読んでいくと「実験人形ダミー・オスカー」だけに留まらないのが判ります。
ヒトのsex処理としては主に、男性向け週刊誌を手にすれば眩暈を起こす程(笑)直接的に性刺激を享受する為の商品広告を目にする事が出来ます。
女性向けのも1社程度商品広告出してますね。
そういった“商品”を制作販売する有名所は、「オリエント工業」でしょうか。
個人的には、AFPの記事にある“sex robot”はオリエント工業が開発製品化するのではないかと、勝手に思っていたんですが…“人工知能(AI)”を引き受けてくれる研究者を確保出来なかったのが敗因かな?
オリエント工業は“ラブドール”で世間の男性諸氏には御馴染み?
ニコ厨達も良く知っているよねw
“Roxxxy”を開発したDouglas Hines(ダグラス ハインツ)氏と、押井守氏のideaが同じだと思った人は相当“Oshiiism”ですね。
押井守監督作品で「GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊(劇場版)」の続編ともなる「innocence」のsexrobotでの遊び方やnet上で管理もshareも可能だという設定と、殆ど全く同じだから。
最も、「innocence」では管理する施設内で誘拐した子供の意識を利用して、robotの反応をより“自然に”“ヒトらしく”させていたという作品設定上の黒い部分が有った訳ですが…。
ラブドール自体は世界彼方此方に製造販売してる企業があるのでrobot化は時間の問題だったのでしょうが、AI機能やnetでの管理・共有化辺りのideaは誰が最初だったのでしょう?
innocence劇場パンフレット
“Roxxxy”…個人的には、「innocence」方向ではなく「実験人形ダミー・オスカー」で御願いしたいかな~…両作品をジックリ観たり読んだりした人なら判ると思いますが、どちらともrobot(人形)に対する根本的なmessageがあるんですよ。
「玩具としてのsexを受け入れる事」を拒否させています。
「行為を受けた後に必ず泣く」「所有者殺害して自殺する」
下手な似非人権派弁護士や似非feministなんかより、余程マトモで人間的だワ。