Strontium(ストロンチウム)90とβ線 | GABRIEL's Blog

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鳩山由紀夫始め民主党がイヤ過ぎて頑張ってみた。
閲覧数万の記事は反韓・反英米右派ウケするものなので政権交代したし削除しました。

団長のエントリは表面的な歴史や宗教史やネットスラング知っているだけじゃ、読み解けないDEATH(・ω・)

よく言われる“自然放射線”ですが、「こんなに自然から放射線浴びてるんですよ」という主張には耳を貸さない方が賢明だと考えています。
ATOMICAの“自然放射線による被ばく (09-01-05-04)”によれば、世界平均の自然放射線による被曝線量は総計約2.4mSv(年間実効線量)、日本に於ける自然放射線外部被曝線量は0.64mSv(=640μSv)。
現在放射線量が高い値を示している南東北や関東地域では、日本の平均被曝線量に福島第1原発水素爆発&核爆発で生じた放射線物質からの放射線が上乗せされている状態なのです。
つまり、許容範囲が狭まっている事を意味します。

放射線の内、医療に於けるX線は極めてcontrolされた状態で利用されています。
RI検査や治療を除外すれば、基本的に“外部被曝”のみで被曝量の計算が出来ます。
医療場面での被曝は「息を吸って、はい、止めて~」の次の一瞬か、CT検査で装置が一回転する間か、RIで使用された放射能が尿から排泄されたり半減期を迎えたりするまでです。
しかし、原子力発電や人工的に作られた同位体の半減期は長く、それを含んだ物質が体表面や体内に吸着したら24時間365日絶え間なく放射線を浴び続ける事になるのです。
取り込んだ量が多ければ、それだけ放射線量も高くなります。

二階堂.com
snsより・・・β線はなぜ報道しない?
2011-5-30 11:39


福島県の小学校の雨樋の排水溝よりβ線が基準値の10倍を検出。アラーム鳴りっぱなしでした。ストロンチウム90が雨樋に溜まっているのでしょう。
GABRIEL's Blog-2011/05/28 Fukushima β線

福島県内 β線量

GABRIEL's Blog-2011/05/28 Fukushima γ線

福島県内 γ線量


福島県内、福島第一原子力発電所から40km地点の某小学校の校庭や雨樋、排水溝、水溜りなど地表から出るβ線について文部科学省や厚生労働省は何を考えているのか。
相変わらずの「ダチョウ症候群」で何も見ないふりか…。
写真のガイガーカウンターにおいて0.200と表示されているモノは、200/平方cm*分の意味で、ウクライナで定められている基準値の10倍を示している。他の場所も軽く100を超え警報音が鳴りっぱなしである。
0.132の時は手袋をつけ忘れ直接被曝である。
γ線も2.59µSv/hで年間22.7mSv相当である。
核分裂に伴うストロンチウム90は主にβ線を放出し、人体内ではカルシウムと同様の動きをするために骨に取り込まれる。したがって、体内では骨からβ線を29年間出し続けることとなる。
報道における放射線量とはガイガーカウンターで容易に測定できるγ線とX線であり、あくまでも外部被曝の指標に過ぎない。

もうこの国の人間はいい加減にしてもらいたいね。いつまで不作為を続けるつもりか…。

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Wikipedia
ストロンチウム

(抜粋)
同位体
詳細は「ストロンチウムの同位体」を参照

ウランの核分裂生成物など、人工的に作られる放射性同位体としてセシウム137と共にストロンチウム90がある。ストロンチウム90は、半減期が28.8年でベータ崩壊を起こして、イットリウム90に変わる。原子力電池の放射線エネルギー源として使われる。体内に入ると電子配置・半径が似ているため、骨の中のカルシウムと置き換わって体内に蓄積し長期間に亘って放射線を出し続ける。このため大変危険であるが、揮発性化合物を作りにくく[2]原発事故で放出される量はセシウム137と比較すると少ない。
骨に吸収されやすいという性質を生かして、別の放射性同位体であるストロンチウム89は、骨腫瘍の治療に用いられる。ストロンチウム89の半減期は50.52日と短く比較的短期間で消滅するため、ストロンチウム90に比べ被曝のリスクは少ない。

生体に対する影響
ストロンチウム90の崩壊により生成されるイットリウム90は高エネルギーのベータ線(228万電子ボルト)を放出する。このベータ線は水中で10㎜まで届き、ストロンチウム90はベータ線を放出する放射性物質としては健康影響が大きい[2]。 経口で10000Bqのストロンチウム90を摂取した時の実効線量は0.28mSvで、内部被曝が大きくなる恐れがある。皮膚表面の1cm2に100万Bqが付着した場合は、その近くで1日に100mSv以上の被曝を受けると推定される[2]。

家畜への蓄積
1957年から北海道で行われた調査では、1960年代から1970年代に北海道のウシやウマの骨に蓄積されていた放射性ストロンチウム(90Sr)は、2000~4000 mBq/g を記録していたが、大気圏内核実験の禁止後は次第に減少し、現在では 100mBq 以下程度まで減少している。また、ウシとウマではウマの方がより高濃度で蓄積をしていて加齢と蓄積量には相関関係があるとしている。屋外の牧草を直接食べるウシとウマは、放射能汚染をトレースするための良い生物指標となる[3]。


[2]ストロンチウム-90原子力資料情報室(CNIC)
[3]北海道における90Srの牛馬骨への蓄積状況 農林水産省家畜衛生試験場社団法人 日本アイソトープ協会 RADIOISOTOPES Vol.48 , No.4(1999)pp.283-287

ストロンチウムの同位体
(抜粋)
概要
ストロンチウムには16種類の不安定同位体が存在することが知られている。その中で最も重要なのは半減期が28.78年の90Srである。核分裂反応の副産物として核爆発の放射性降下物の中に見られるが、ストロンチウムは揮発性化合物をつくり難い[1]ため、通常運転中の原子炉からの排気中には含まれないとされている。カルシウムの代わりに骨に蓄積されて健康被害を引き起こす。90Srは電子と反ニュートリノを放出しながらベータ崩壊し、90Yとなる。

GABRIEL's Blog-Sr90崩壊図式

Sr90崩壊図式


90Srは高エネルギーの電子を放出する同位体の中で最も寿命が長いものの一つであることから、原子力補助動力装置(SNAP)に使われている。この装置は、軽量、長寿命という特徴を持つことから、宇宙船や遠隔気象ステーション等に使われることになっている。1986年のチェルノブイリ原子力発電所事故では、広範囲が90Srに汚染された。
標準原子量は87.62(1) uである。

[1]ストロンチウム90原子力資料情報室(CNIC)


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日本人の3大疾患となった“癌”。
本当に食生活の変化によるものだと思っていますか?

細胞分裂の際、染色体に傷や変異が生じた細胞が出現します。
紫外線や活性酸素、化学物質等切っ掛けは幾つもあります。
通常はそれが大量に発生せず、傷付いた細胞は“apoptosis”を起こして支障が生じないようになっています。
発癌性物質に対して信憑性を持っているならば、放射能被曝での癌発生を何故信じないのでしょう?
自然に摂取してしまう分があるならば、健康の為に摂取しないように努めた方が得ですよね?
半減期が29年のStrontium90を取込んだら、1度摂取した分でも29年間24時間絶えず放射能を浴びる事になります。
摂取量が多ければその分放射線量も高くなります。
摂取しなかった人より余分に浴び続けるのです。
骨に沈着する特性上広範囲で内部被曝という事になります。
洗いようがありません。


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