◆どう保持する?「店舗とFA」の「品格」 | 児玉千恵子アーカイヴ

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わが国に「既製服のフィッター」を誕生させたパイオニアとして知られ
VMD改善実地指導で売れるCS空間を創る「売場の庭師」とも呼ばれている
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 近頃、地方にある規模が大きくはないSC(協同組合とテナントで構成されている)に出店している、二代目の経営者たちが燃えている
 誰しもが知っているような、知名度のある大きなSCのインショップの事例ではないが…。                           二代目経営者が多く参加したVMD研修会より
児玉千恵子@連絡簿-二代目が燃えている!  青年部たちは、勉強会や情報交換のコミュニケーションを強化し、「頭での商い」より「五感での商い」をしようという意気込みでがんばっている。
 彼らが土地の人々に愛されるようにと、パワフルに努めている姿を出張の先々でかなり目にした。
 自らが経営者だから、人に使われるよりは余計にがんばれるのかもしれない!
 同じ商いでも、巨大組織の中ではあまりにも制約が多すぎて、志が豊かで才能ある人材が、途中で萎えてしまうケースも少なくない。
 また、百貨店や量販店などでは、第三者から見ると(お客さまからごらんになられても)、独特の「社風」…というものが漂ってくるケースには事欠かない。
 このところの経営統合(資本・業務提携)例を見ていると、
「社風」という個性は、どういう方向性に着地するのか?…と興味を抱いてしまう人々も多いだろう。
 当事者であるスタッフたちも一段落するまでは、持てる才能を現状の範囲内で発揮するか、それとも時が熟すまで「アイデアとプラン」を温めておくという人も出てこよう。
 流行の用語を引用するなら「店舗とFA」の「品格」を、どう保持するか? ということも、繊細なスタッフの肩にのしかかるだろう。
 反対に、ドライな社員なら「給料をもらえばいいーッ」という芳しくない心情になる人も出てこよう。
 上司に神経をすり減らすことなく、巨大組織の中で「お客さまのために…こうしたいッ!」と言える企業風土は、こんな時代だからこそ願ってもないことで、先の若手経営者たちのように燃えることもできるだろう。
 そのような課題は、今までもその時代なりにあった。また、組織内に従事する者なら、いつでもつきまとうことでもある。
 肝心なことは、昨今の環境に適応できる「免疫」を持った若い層の確保か?
 そういった背景もあってか、「プロ商人」の育成をさらに強化しようという気運が、業態を問わずに高まっている。
 しかしながら、「研修プロクラム」の中身までが同質化を招いているため、再び、それぞれの業態が足を引っ張り合っているという悪循環も起こしている。

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〔PHOTO:DOMINANT LIMITED〕
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百貨店プロセールス資格制度フィッティングアドバイザーNo.52より抜粋
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